FCAが個人間のカーシェア支援アプリ、スマホがキー代わり…イタリア発表

FCAの個人間でのカーシェア支援アプリ「I-Link」のイメージ
FCAの個人間でのカーシェア支援アプリ「I-Link」のイメージ全 1 枚

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は7月13日、個人間でのカーシェアを支援する専用アプリ、「I-Link」をイタリア本国で発表した。

このアプリはFCAの子会社で、モビリティソリューションを手がけるLeasysが開発した。すべての顧客を満足させるために設計された専用のパーソナルカーシェアリングサービスになるという。

I-Linkを利用すれば、友人など最大10人のユーザーとコミュニティを作り、1台の車を共有できるようになる。車両のキーをやり取りする必要もない。Appleの「ios」とグーグルの「Android」に対応した専用アプリのおかげで、スマートフォンに個人コードを入力するだけで、車両の位置を特定し、車両を予約し、キーレスで車両のロックを解除することができる。

車両の利用が終われば、ユーザーは指定エリアに車両を止めて、アプリでキーをロックすればいい。ユーザーは、他のメンバーと共有するのは車両のみか、月額レンタル料金のコストかを決めることができる。アプリは車両の予約と利用状況に基づいて、各ユーザーが支払う金額を計算する。

I-linkを利用すると、ユーザーは、車両と管理コストを簡単かつ安全に共有できる。FCAは、I linkのおかげで、車をレンタルしたり、必要に応じて運転したり、使用していない時に共有することができる、としている。

《森脇稔》

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