奥多摩湖畔に希少車が集結…いすゞの名車やC10スカイライン超初期型 東京旧車会

“ダイサン”東京旧車会
“ダイサン”東京旧車会全 33 枚

東京都奥多摩町にある奥多摩湖畔の駐車場で7月19日、毎月第3日曜となる午前中に恒例の旧車会があり、様々な年式の名車や希少車が集まった。

羽村市でいすゞ車を中心に旧車の販売・修理を行っているイスズスポーツが「東京旧車会」として声を掛け合って始まったミーティング。参加規程などはなく、フリー集合のフリー解散というユルさだが、15年ほど前から続いており、活発な情報交換の場となっている。毎月第3日曜の開催なので”ダイサン”と親しまれている集まりだ。

『べレット』『117クーペ』といったいすゞの名車が比較的多く集結しており、この日は可動式ヘッドランプカバーが特徴的な2代目『ピアッツァ・ネロ』や、117クーペのセダン版ともいわれた『フローリアン』などの姿も見られた。

地味ながら注目を集めていたのは日産『スカイライン』1500セダン(C10型)。プリンスと日産の合併後初めて発売されたモデルで、プリンス製の直列4気筒OHC1500cc G15型を搭載している。この個体は1968年8月の登録という超初期型。大分県にあったシングルナンバーを引き継ぎ、土日ごとに4年をかけて全塗装を含めオーナー自らコツコツとレストアしてきたという。

“ダイサン”東京旧車会“ダイサン”東京旧車会

6代目の日産『ダットサントラック』もレアな存在。山梨から走って来たのは希少度の高い「ピックアップ」。1965年から1972年にかけて造られた520型でOHVの1300cc「J13型」を搭載。ボディはダブルキャブの構造だ。ぱっと見は2ドアセダンのようにも見え、この個体は深リムホイールを履かせるなどスタイリッシュに仕上げていた。

このほか、マツダ『サバンナ』、『ルーチェレガート』、日産『サニークーペ』、『ローレル』、『フェアレディZ』、トヨタ『スプリンタートレノ』、トヨペット『コロナ』、三菱『ギャランΛ』、スズキ『ジムニー』など、バラエティに富んだ旧車が並んだ。

“ダイサン”東京旧車会“ダイサン”東京旧車会

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  4. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  5. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  6. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  7. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  8. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る