ジャガー・ランドローバー、非接触タッチスクリーン開発…AIがドライバーの意図を予測[動画]

ジャガー・ランドローバーが開発した非接触タッチスクリーン
ジャガー・ランドローバーが開発した非接触タッチスクリーン全 1 枚

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は7月23日、非接触のタッチスクリーンを開発した、と発表した。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大を受けて、需要を見込む。

ジャガー・ランドローバーと英国のケンブリッジ大学によって共同開発された非接触のタッチスクリーンテクノロジーは、ドライバーの視線を保ち、バクテリアやウイルスの拡散を減らすのに役立つという。

「プレディクティブタッチ」と呼ばれる特許取得済みのテクノロジーは、人工知能(AI)とセンサーを使用して、ボタンに触れることなく、GPSナビゲーション、空調制御、エンターテイメント設定などが行える。

この技術では、AIがドライバーの意図を予測する。ジェスチャートラッカーのセンサーが得たドライバーの情報を、視線追跡システムなどの他のセンサーからのデータと組み合わせることにより、ドライバーの意図をリアルタイムで推測できるという。

ジャガー・ランドローバーは、ラボテストと路上試験では、予測タッチテクノロジーにより、ドライバーのタッチスクリーン操作時間を最大50%削減でき、バクテリアやウイルスの拡散を抑えられることが確認された、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る