VWグループが赤字計上、新型コロナの影響 2020年第2四半期決算

VWグループの本社
VWグループの本社全 3 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は7月30日、2020年第2四半期(4~6月)の決算を発表した。

同社の発表によると、アウディやポルシェ、セアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総売上高は、410億7600万ユーロ(約5兆0945億円)。前年同期の651億8500万ユーロに対して、37%減とマイナスに転じた。

また、第2四半期の最終損益は、16億0700万ユーロ(約1993億円)の赤字。前年同期の39億6400万ユーロの黒字から、赤字に転落している。

赤字を計上した要因は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による部分が大きい。工場の生産休止や、ロックダウンによるディーラーの営業休止などの影響を受けた。

フォルクスワーゲングループ取締役会のフランク・ウィッターCFO(最高財務責任者)は、「新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年上半期はフォルクスワーゲングループの歴史において、最も困難な時期のひとつとなった。しかし、ビジネスに回復傾向が見られ、多数の新型車が導入されたため、2020年の後半に期待が持てる」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  3. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る