英国自動車生産42.8%減、新型コロナが影響 2020年上半期

英国日産サンダーランド工場
英国日産サンダーランド工場全 4 枚

英国自動車工業会(SMMT)は7月30日、2020年上半期(1~6月)の英国における自動車の生産実績を発表した。総生産台数は38万1357台。前年同期比は42.8%減と、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響で大幅減となった。

総生産台数38万1357台を英国向けと輸出分で分けると、英国向けが7万2346台。前年同期比は45.7%減と、引き続き2桁のマイナス。輸出分も30万9011台にとどまり、前年同期比は42.1%減と減少傾向にある。

上半期、英国で生産された乗用車の8割以上が輸出された。EU、中国、米国、韓国、日本が主要な輸出先となる。

なお、英国に生産拠点を置く主要自動車メーカーは、トヨタ、ホンダ、日産、ジャガー・ランドローバー、BMWグループのMINIとロールスロイス、フォルクスワーゲングループのベントレーなど。

2019年の英国自動車生産台数は、130万3135台。前年比は14.2%減と、3年連続で前年実績を下回った。英国自動車工業会は2020年の自動車生産見通しについて、前年比32%減の88万台程度に落ち込むと予想している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 公道を走れるレーシングカーに熱視線! SNSでは「激アツ」「カップホルダーあって草」と話題に
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る