究極のオフローダー『レンジローバー』次期型、開発に遅れも…ニュルで高速テスト

ランドローバー レンジローバー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
ランドローバー レンジローバー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 28 枚

世界のクロスオーバーSUV市場を牽引する、ランドローバー究極のオフローダー『レンジローバー』。その次期型プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを開始した。

キャッチした最新プロトタイプは、迫力の大型グリル、その両サイドには小さな四角形状のLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトを装備している。サイドビューからは、くっきりとしたショルダーライン、そして『ヴェラール』や『イヴォーク』に採用されている埋め込み式ドアハンドルとは異なる往来型のドアハンドルも見てとれる。

リアウィンドウの下のコンパクトなリップ、スリムな縦型LEDテールライトの一部や、クワッドエキゾーストシステムなども確認できる。

ランドローバー レンジローバー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)ランドローバー レンジローバー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
室内では、様々なボタンを備える新設計のステアリングホイール、デジタルインストルメントクラスタ、Touch Pro Duoインフォテインメントシステムが搭載されることになるはずだ。

次世代型では、ジャガーのフラッグシップ・セダン『XJ』次期型と共有する「MLA」(Modular Longitudinal Architecture)を採用。現行型の「D7u」アーキテクチャより大幅に軽量化され、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッドなどあらゆる電動パワートレインに対応するとみられる。

予想されるパワートレインは、最高出力400psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド、最高出力404ps、最大トルク640Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒+電気モーターのPHEVをラインアップ。さらに、最高出力570psを発揮するBMW製4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンの搭載が噂されていてる。

レンジローバー次期型のワールドプレミアは、2020年内とも予想されていたが、コロナウィルスの影響で遅れが生じている様子で、2021年後半となる可能性もありそうだ。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. ジムニーノマドの死角を潰せ! 長くなっても怖くない、データシステムの『カメラシリーズ』がすごいぞPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る