BMWの次世代クロスオーバーEV、その全貌が見えてきた…航続640km、車名は「iX5」か

BMW iX5(仮)プロトタイプのスクープ写真
BMW iX5(仮)プロトタイプのスクープ写真全 27 枚

BMWが開発中のフルエレクトリック・クロスオーバーSUV、『iX5』(仮称)市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

キャッチしたプロトタイプは、これまでよりカモフラージュが大幅に削ぎ落とされている。フロントエンドでは、ヘッドライト、ダイヤモンド型のアクセントが施された大型キドニーグリルなど市販型コンポーネントが初めて装着されているほか、垂直のコーナーエアインテークが初めて露出している。

グリル部分には、レベル3自動運転を可能にする様々なレーダー機能、カメラ技術、多数のセンサーが取り付けられるだろう。

BMW iX5(仮)プロトタイプのスクープ写真BMW iX5(仮)プロトタイプのスクープ写真
リアエンドは、ボディと一体感のある市販型のテールライトが装着されている。またワイドに広がるテールゲートの開口部も鮮明に確認できる。

足回りでは、ピレリP Zeroタイヤを装着した21インチのエアロスタイルホイールが確認できるが、トレーラーに積まれた米国仕様のプロトタイプはブリジヂストンタイヤが装着されているようだ。

キャビン内では、往来のギアスティックが削除され、小さなスイッチによるシフト操作となる。上部と下部がフラットな多角形ハンドル「ポリゴナル・2スポーク・ステアリングホイール」、直感的なタッチコントロールを可能にする巨大で湾曲したディスプレイなど、次世代を感じさせるコックピットを実現する。

市販型には、第5世代の「eDrive」システムを搭載。最高出力530ps、航続距離640km(400マイル)を可能にする高密度で軽量の80kWhバッテリーパックが積まれる。この強力なパワートレインと、e-AWDシステムにより、0-100km/h加速4秒未満のパフォーマンスを実現すると予想されている。

市販型のワールドプレミアは、2021年前半とみられており、車名は「iX5」が有力候補の1つだという。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. 「存在感ハンパない」DSの新型フラッグシップ『N°8』が「唯一無二な印象」など話題に
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る