ライフログアプリ「サイレントログ」を提供するレイ・フロンティアは、6月に開業した虎ノ門ヒルズ駅(東京都港区)の人流を分析し、その結果を発表した。
6月6日に東京メトロ・日比谷線に虎ノ門ヒルズ駅が開業した。既存の虎ノ門駅と連絡しており銀座線へ乗り換えが可能。また、6月11日に駅直結の虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーも誕生。今、注目のエリアとなっている虎ノ門ヒルズ駅の人流を調査した。
まず、6月6日から7月26日に虎ノ門ヒルズ駅へ訪れた人の推移を分析したところ、平日は土日祝の2~3倍程の利用者がいることがわかった。時間帯別では、平日のピークは9時、12時、17時~18時。土日は12時に最も混み合うようだ。また、虎ノ門ヒルズ駅利用者の推定勤務地はトップが港区、以下、千代田区、中央区、渋谷区が続く。東京23区以外では神奈川県西区、同港北区が入っている。
次に、虎ノ門ヒルズ森タワーへ訪れた人の2019年と2020年の推移を分析。虎ノ門ヒルズ駅開業により、人流に変化は起きたのかを調査した。2019年はほぼ一定の推移に対し、2020年は駅が開業した6月6日以降は増加。しかし、増加しているものの2019年の来訪者数までは戻っておらず昨年の3分の1程度にとどまっている。
虎ノ門ヒルズ駅へ訪れた人の推移