高速バスターミナル「バスタ新宿」、発着&利用者が再び減少 7月第4週以降対前年比

バスタ新宿(5月19日)
バスタ新宿(5月19日)全 2 枚

国土交通省が8月12日に発表した「バスタ新宿利用状況(各週平均値)」(2020年1月~8月第1週)によると、利用者数、バス発着便数ともに、対前年比で7月第4週を最近のピークにして、下降線をたどっている。

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バスタ新宿は東京・新宿駅南口にあるバスターミナル。それまで新宿駅周辺に分散していた高速バス乗降場を集約して、2016年4月にオープンした。

バスタ新宿の利用者数は新型コロナウイルス感染症緊急事態の宣言(4月7日)より早く、1月から急激に減少した。学校が休校となった3月に、踊り場的に一時増えるものの、減り続ける。利用者数の“底”は4月第5週(4月26日~5月2日)で、対前年比3%となり、ゴールデンウイークの需要が消えたことがわかる。実数でも5月第1週(3~9日)の766人/日が最少だ。

以後、緊急事態解除(5月25日)を待たず復調に転じるが、そのペースは鈍く、6月第4週(21~27日)以降、対前年比20%強、実数6000人/日前後で横ばい傾向になる。7月22日「Go To トラベル」キャンペーンが始まり、23~26日が連休だった7月第4週(19~25日)が最近のピークとなり、対前年比24%、実数6701人/日を記録する。しかしこの調子は続かず、翌週から下降に転じる。なお8月第1週(2~8日)は、対前年比19%で前週より減っているが、実数6055人/日は増えている。

発着便数が大き減るのは緊急事態の宣言(4月7日)後の4月第2週。“底”はゴールデンウイークよりやや後となり、5月第2週(10~16日)の対前年比15%、実数225便/日。緊急事態の解除以後、復調のペースは上がり、7月第4週(19~25日)が対前年比68%、実数1004便/日で最近のピークとなる。利用者数は対前年比24%なので、乗車率の低いことが想像できる。翌週から動向が下降に転じるのは利用者数と同じだが、8月第1週(2~8日)は対前年比62%、実数934便ともに前週より減っている。

《高木啓》

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