バスマニアにはたまらない“幻の本”が復刊

『復刻版1960年代のバス』
『復刻版1960年代のバス』全 2 枚

『復刻版1960年代のバス』
1955(昭和30年)- 1972(昭和47年)
編著者:筒井幸彦
発行:三樹書房
定価:3400円+税
ISBN978-4-89522-734-6

【画像全2枚】

いまから33年前の1987年8月に極めて少部数が発行され、バスファンの間で話題となった“幻の本”が復刻刊行された。

戦後復興を終え、成長軌道への歩みを始めた1960年代。公共交通機関としてのバスは都会だけでなく地方においても庶民の足として欠かせない存在であった。また当時の子供たちにとって鉄道とともにバスの運転手という職業はあこがれの対象でもあった。

そのバスは、高度成長や経済活動の多様化・活発化、さらには高速道路網の整備によりバリエーションは急速に拡大し、性能も向上を続けていく。本書は1955年から1972年に発売された路線バス、観光・高速バス、小型バス、マイクロバスなどあらゆるバスを網羅、外観写真を中心にエンジンや構造図などもメーカー別に掲載。

著者である筒井幸彦氏は長年、商用車に関する資料収集・整理を続け、自ら出版したのがこの底本となる『国産車シリーズ1 1960年代のバス』である。そこに収められている資料は全て筒井氏によるものだ。

その内容は各メーカー、車種ごとにまとめられており、キャプションにはスペックも記されている。また巻末には車両型式変遷表もあり、資料としても充実している。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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