カーデザイナー志望の若者に1冊…大学などで教科書としても採用

『デザイン&スケッチ 自動車とプロダクトデザインの基本と応用』
『デザイン&スケッチ 自動車とプロダクトデザインの基本と応用』全 2 枚

『デザイン&スケッチ 自動車とプロダクトデザインの基本と応用』
プロダクトデザイナーになるために スケッチから始める実践的方法
著者:平野幸夫
発行:三樹書房
定価:2800円+税
ISBN978-4-89522-736-0

【画像全2枚】

カーデザイナーになりたい、あるいは憧れている人は多かろう。将来そうなりたいと思っている人たちに向けての1冊が刊行された。

実はかくいう筆者もカーデザイナーになりたかった一人だ。生まれた時からクルマが好きで小学生時代はカーデザイナーになりたかった。しかし、いつまで経ってもクルマの絵が上手に描けずに断念した経緯がある。

その当時の筆者がこの本を読んですぐに理解し、ワンランク上のイラストやスケッチを描けるようになったかは、微妙なところだが、ある程度スケッチに関しての知識を得たうえで、改めて本書を手に取ると、基礎はもとよりその考え方から応用、そのほか様々なテクニックを学ぶことが出来るだろう。その内容は実践的であり、イラストや写真などを細かく用いて解説しているのでわかりやすく学ぶことが出来る。

中でも実際に存在するクルマをもとにしたデザイン解説や、手法を説明しているパートが多くあるので、クルマ好きも楽しめる1冊だ。

そして、組織内でのカーデザインの位置づけなども述べられていることも、ほかのデザイン技法にまつわる書籍とは違ったものとなっていることも興味深い。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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