[カーオーディオ“チョイスのキモ”]ユニットサブウーファー その8…ビーウィズ研究

ビーウィズ・L-165RW
ビーウィズ・L-165RW全 3 枚

カーオーディオを愛好している方々に向けて、製品選びに役立つ情報を全方位的に発信している当コーナー。現在は、ブランドごとに「ユニットサブウーファー」のモデル紹介を行っている。今回は、国産ハイエンドカーオーディオブランド“ビーウィズ”に焦点を当てる。

さて、“ビーウィズ”は現在スピーカーを3ライン擁している。上から順番に『Confidence lll F』シリーズ、『Accurate lll F』シリーズ、そして『Reference AM』シリーズ、以上だ。

なお、「ユニットサブウーファー」は各シリーズに1機種ずつラインナップされている。具体的に見ていこう。トップエンドの『Confidence lll F』シリーズに属しているのは『C-180 lll』(税抜価格:30万円)だ。なお、これまでに紹介してきた他の国産ブランドの「ユニットサブウーファー」はいずれも口径が25cmだったのだが、当機のそれは18cm。他に比べて小口径である理由は取りも直さず、ツイーター&ミッドウーファーとの相性を考えてのことだ。同シリーズのミッドウーファーは13cmであるので、それとのバランスが取られているというわけだ。なお当シリーズのスピーカーはツイーターからサブウーファーまで、振動板の素材・構造(偏芯コーン方式を採用)、そして磁気回路やフレーム等々の基本設計がほぼ同一だ。結果、高音から重低音までの音色の統一が抜群。一体感あるサウンドを奏でられる。

次いで、2ndライン『Accurate lll F』シリーズには、『A-180 ll』(税抜価格:8万円)が属している。品番から分かるように当機は従来からの『Accurate ll』シリーズのモデルであるが、基本思想は現行スピーカーと同一であるので、ツイーター&ミッドウーファーとのマッチングは万全。なお、当機も口径は18cmだ。

そして『Reference AM』シリーズには『L-165RW』(税抜価格:4万円)が名を連ねる。なお当機は今年2月に開催された『大阪オートメッセ2020』にて発表され、この8月より発売となったニューモデルだ。ちなみに、これまで同シリーズには「ユニットサブウーファー」はラインナップされていなかった。つまり当機はまったくの新機種。同シリーズにおいての初代「ユニットサブウーファー」となっている。

ちなみに当機の口径は16.5cmで同シリーズのミッドウーファーと同サイズだ。このように口径が抑えられたことにより小容量のエンクロージャーでも鳴らせるという利点も得られている(密閉箱専用設計)。

熱狂的なファンを多々有する“ビーウィズ”。リアルでピュアなサウンドを好むカーオーディオフリークは、同社の「ユニットサブウーファー」にもご注目を。

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part5・ユニットサブウーファー編 その8 “ビーウィズ”研究

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. VWの高性能小型EV『ID.3 GTX』、2代目ゴルフに着想の「FIRE+ICE」限定発売へ
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る