MaaSでの活用を想定した車両を開発、架装キットも提供 MONET

開発したマルチタスク車両
開発したマルチタスク車両全 8 枚

MONET(モネ)Technologiesは8月27日、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)向けの架装車両や架装キットを提供する「MONET MaaSコンバージョン」を開発したと発表した。同日から企業と自治体を対象に受注を開始した。

「MONET MaaSコンバージョン」は、人の移動に加え、小売・医療・観光・行政などさまざまなサービスの移動を実現するための架装車両と架装キットで、今回第1弾となる。

架装車両「マルチタスク車両」は、複数のレールを活用した専用フロア構造によって後席の取り外しや移動、テーブルの設置などを、工具を使わずに自由に行える。オンデマンドバスとしての活用や、電源、照明、テーブル、モニターなど(一部オプション)を装備しているため、移動先での商談スペース、オフィスとして利用できる。ベースはトヨタのハイエース・グランドキャビン。価格は902万円(消費税込み)から。

また、今回開発した架装キット「パーソナルベンチレーションキット」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受けて開発した、車内で乗客のパーソナルスペースの確保と、車内を強制換気するもので、主に地域のオンデマンドバスや通院・通勤シャトルバス、旅館の送迎車などへの架装を想定している。価格は78万1000円(消費税込み)から。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  3. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. 【マツダ CX-60 MHEV 新型試乗】買い時とグレードのチョイスに迷う存在…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る