ホンダは、全国のホンダカーズ2395店に9月1日より、QRコード決済を導入した。QRコード決済を全国の販売店で一斉導入したのは業界初となる。
キャッシュレス決済市場は、その利便性の高さから近年拡大を続けている。既にコンビニエンスストアなどでの少額決済を中心に、QRコード決済は一般的になりつつあるが、今後はより多様な決済の場面でも利用が加速していくと考えられる。
これまでホンダカーズでは、ホンダがカード会社と提携して発行するクレジットカード「ホンダCカード」、その他各種クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済が利用可能だった。今回、全国のホンダカーズにQRコード決済を一斉導入したことで、決済の利便性が向上。多様なキャッシュレス支払いの中から顧客が好みの決済方法を選択することが可能になった。同時に、「現金の受け渡しを避けたい」、「支払い時のやり取りを手短に済ませたい」といった、コロナ禍における新たな決済ニーズにも対応する。
なお、導入したQRコード決済は、「PayPay」、「楽天ペイ(アプリ決済)」、「LINE Pay」、「d払い」、「メルペイ」、「au PAY」、「Alipay」、「WeChat Pay」、「銀行Pay」の9種類。