国土交通省は9月1日、路線バスでの車いす使用者の安全を確保するため、「路線バスに係る車いす事故対策検討会」を9月3日にWEB会議で開催して、車いす乗車の実態について関係者からヒアリングを実施すると発表した。
車いす使用者の安全確保については、東京オリンピック・パラリンピック競技大会などを契機とした共生社会の実現に向けた機運醸成を受けて、官民でバリアフリー対策が推進されている。一方で、路線バスでは、車いすの固定をしていなかったり、固定が不十分だったことに起因する車内事故が確認されている。
国土交通省では、路線バスにおける車いす使用者の安全確保に向けて、対応策を検討する「路線バスに係る車いす事故対策検討会」が検討会を開催して、路線バスでの車いす乗車の実態や、取り組みに関するヒアリングを実施する。また、路線バスでの車いす事故について論点整理する。