VWのディースCEO、テスラの新型EVに試乗…「多くの点で参考になる」

テスラ・モデルY
テスラ・モデルY全 5 枚

フォルクスワーゲングループのヘルベルト・ディースCEOは9月8日、自身の公式LinkedInを通じて、テスラの新型EV、『モデルY』(Tesla Model Y)に試乗した、と発表した。

写真:テスラ・モデルY

モデルYは、『ロードスター』、『モデルS』、『モデルX』、『モデル3』に続くテスラのEVだ。モデル3の車台をベースにしたコンパクトな電動SUVになる。モデル3の販売好調で勢いに乗るテスラが、主力の米国市場で量販が見込まれる小型の電動SUV市場に参入した。

モデルYの米国仕様には、複数のグレードを設定する。受注しているのはトップグレードの「パフォーマンス」と、「ロングレンジ」の2グレード。いずれもモーターを前後に搭載し、4輪を駆動する4WDだ。

パフォーマンス・グレードは、動力性能が0~96km/h加速3.5秒、最高速233km/h。1回の充電での航続は315マイル(約507km)となる。ロングレンジ・グレードは0~96km/h加速が4.8秒、最高速は217km/h。1回の充電での航続は316マイル(約509km)となる。充電については、最新の「スーパーチャージャー」が利用できる。およそ270km走行分のバッテリー容量を、約15分で充電できる。

ベースグレードの「スタンダードレンジ」は、モーターをリアに1個搭載し、後輪を駆動する。動力性能は0~96km/h加速が5.9秒、最高速は193km/hとなる。バッテリーの蓄電容量はシリーズ最小として、価格を抑えているのが特長だ。それでも1回の充電での航続は、最大で230マイル(約370km)を確保している。こちらの生産は2021年に開始予定だ。

フォルクスワーゲングループのヘルベルト・ディースCEOは、自身の公式LinkedInを通じて、このテスラ モデルYに試乗したと発表した。フォルクスワーゲンは9月末、欧州で新型EVの『ID.4』を発表する予定で、このID.4はモデルYと競合する電動SUVとなる。

ディースCEOは、「モデルYは、ユーザーエクスペリエンス、アップデート性能、最上位モデルのパフォーマンス、充電ネットワーク、航続などの面で大きな利点がある。全てではないが、モデルYは、多くの点で参考になる」と語っている。

《森脇稔》

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