QRコードリーダー進化、読み取り範囲が約2倍…交通機関で活用へ

現在の改札口
現在の改札口全 3 枚

デンソーウェーブとJR東日本メカトロニクスは9月7日、自動改札機などにおけるQRコード付き乗車券への対応可能の新しいQRコードリーダーを開発したと発表した。

【画像全3枚】

開発品は従来製品と比較して読み取り速度を約1.5倍に、読み取り範囲を約2倍にそれぞれ向上させることに成功した。スマートフォンのディスプレイに表示させたQRコードについても、紙に印刷したQRコードと同等の読み取り速度で処理できる。これによって、歩きながらQRコードをかざした際、スムーズな自動改札機通過の実現に貢献することが可能となる。

サイズは幅80mm、奥行120mm、高さ50mmと、読み取り速度や読み取り範囲を向上させながら自動改札機に組み込めるサイズに小型化した。通常のQRコードに加え、将来的な機能拡張として公開・非公開情報を一つのQRコードに格納した「SQRC」や複製防止QRコードにも対応する。

今後、製品化に向けて、交通事業者各社に対して鉄道・交通におけるQRコードを使った新しいサービスの利用を提案していく予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. 日産『ルークス』新型、1か月で受注1万1000台突破…約8割が「ハイウェイスター」選択
  4. 動くものも動かないものもカーボンニュートラルに、「家産家消」を実現するニチコンの「トライブリッド製品」とは…ジャパンモビリティショー2025PR
  5. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る