【ダイハツ トール 改良新型】質感高めるアナザースタイル、ダイハツ独自のパッケージ

ダイハツ・トール・アナザースタイルパッケージ装着車
ダイハツ・トール・アナザースタイルパッケージ装着車全 16 枚

ダイハツ工業は9月15日、小型乗用車『トール』に予防安全、運転支援機能の拡充や、内外装デザインの刷新など一部改良を施し、発売した。またカスタムグレード向けに、より豪華にカスタマイズできるアイテムを新たにオプション設定したのも特徴のひとつとなっている。

開発責任者の嶋村博次チーフエンジニア(CE)は「トールの販売構成比率でカスタムは6~7割を占めているが、お客様からは『もう少し豪華にできないのか』というお言葉も頂いているので、今回アナザースタイルパッケージを設定した」と、その背景を明かす。

アナザースタイルパッケージについて嶋村CEは「外観はトップシェイドガラスやメッキドアアウターハンドル、内装はハーフレザー調シートとイルミネーションをメーカーオプションで設定し、カスタムの上質感をさらに際立たせている」と解説する。

アナザースタイルパッケージは「カスタムG」、「カスタムGターボ」の両グレードに適用可能で、メーカーオプション価格は3万3000円。このメーカーオプションに合わせて、フロントバンパーガーニッシュやサイドストーンガード、バックドアスポイラーといったエアロパッケージもディーラーオプションとして用意されている。

トールは2016年の販売開始以来、トヨタ自動車やSUBARU(スバル)にも姉妹車をOEM供給しているが、販売台数ではトヨタ向けの『ルーミー』や『タンク』に大きく水をあけられているのが現状。嶋村CEも「OEMの台数がかなり占めているのは事実」と認めつつも、「今回はダイハツ独自のスタイルとして設定した。より質感の高い豪華なクルマという形を、それもお値段を抑えながらやっている」と、本家の意地ものぞかせていた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る