【ルマン24時間】12時間経過…トップ快走の7号車トヨタにトラブル発生

ガレージに入ったトヨタ7号車(ルマン24時間レース2020)
ガレージに入ったトヨタ7号車(ルマン24時間レース2020)全 19 枚

2020年のルマン24時間レースは開始から12時間が経過した。

スタートからTOYOTA GAZOO Racingの7号車がトップを快走していたが、12時間を迎えた直後にトラブルが発生し後退。現在はTOYOTA GAZOO Racingの8号車(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー)がトップにつけている。

今年は新型コロナウイルスのため開催時期が9月中旬に移され、スタート時刻も14時30分(日本時間21時30分)に変更されたルマン24時間。スタート直後はレベリオン・レーシングの2台がトヨタ勢に食らいつき、早くもサイドバイサイドのバトルが展開されたが、スタート1時間を過ぎると徐々にトヨタ勢がリードを広げた。

その中でもポールポジションからスタートしたマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス組の7号車は大きなトラブルに見舞われることなく順調に周回を重ね、2番手の8号車に対して2周近いリードを築いてレースの折り返しを迎えた。

ルマン24時間レース2020ルマン24時間レース2020

しかし、その直後に緊急ピットインを行い、マシンはガレージへ。ターボ系のトラブルに見舞われたようで、ガレージ内で約30分の修復作業を強いられた。これにより7号車は総合4番手に後退した。

昨年も7号車はトップを快走していながら、レース終盤にタイヤのパンクに見舞われ2位に陥落する不運に見舞われたが、今回も総合優勝から遠ざかるような状況となってしまっている。

ルマン24時間レース2020ルマン24時間レース2020

スタートから14時間を経過し、総合トップはトヨタ8号車。これをレベリオン1号車が1周差で追いかけている。

LMP2クラスでは山下健太が乗り込んでいるハイクラス・レーシング33号車は一時クラス2番手に上がる活躍を見せたが、開始10時間を過ぎたところでトラブルに見舞われ、無念のリタイアとなった。

ルマン24時間レース2020ルマン24時間レース2020

LM-GTE Amクラスに参戦しているCAR GUY RACINGはスタート直後にギアがスタックするトラブルでいきなりピットでの修復作業を余儀なくされたが、現在も粘り強くレースを続けクラス19位を走っている。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  4. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  5. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  6. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  7. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  8. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る