ブランド戦略ランキング…ソニー首位、ヤマト運輪3位 日経[新聞ウォッチ]

ソニー本社(東京)
ソニー本社(東京)全 3 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

シルバーウイークの4連休は各地の観光地が混み合い、高速道路なども大渋滞。きのうの羽田空港は、全日空の到着便の予約率が90%を超えるなどの混雑ぶりだったという。新型コロナへの感染防止対策と経済活動の両立が改めて問われそうだ。

それはそれとして、日経リサーチが各業種の代表的な企業600社を対象に実施した「ブランド戦略サーベイ」の調査結果を発表。きょうの日経が取り上げている。

記事によると、総合得点ではアップルジャパンとソニーが同得点で首位。19年調査に続きトップとなったアップル、19年の2位から首位に並んだソニーはともに、在宅勤務の常態化など生活スタイルの変化によって、スマートフォンやゲームに触れる機会が相対的に増えたことが、企業ブランドの評価にもつながったとみられる。

ヤマト運輸宅急便ヤマト運輸宅急便

この調査は消費者やビジネスパーソンが企業ブランドをどのように評価しているかを多角的に分析するもので、今年6~7月、インターネットを通じて消費者4万7136人、ビジネスパーソン4万6636人から回答を得たという。

さらに上位企業の顔ぶれをみると、ヤマト運輸も巣ごもりでブランド評価を高め、総合3位(19年調査は5位)と順位を上げた。緊急事態宣言などを受けて全国で外出自粛の動きが広がり、生活インフラとしての個人向け宅配の重要性が再認識。対面での接触をできる限り避けながら配送サービスを継続するなどの工夫も評価につながったようだ。

エアバスの水素燃料(ゼロエミッション)研究、「ZEROe」コンセプト機のひとつ(イメージ)。エアバスの水素燃料(ゼロエミッション)研究、「ZEROe」コンセプト機のひとつ(イメージ)。

総合4位は日本マイクロソフト(同3位)、5位はグーグル(同4位)と19年調査から順位を下げたが、6位のパナソニックは変わらなかったという。

2020年9月23日付

●コロナ拡大「中国に責任」国連演説トランプ氏が批判(読売・1面)

●全世界から入国来月再開、観光客除き1日1000人程度、政府検討(朝日・1面)

●エアバス水素で飛ぶ旅客機、2035年までに実用化へ(朝日・4面)

●IOC会長五輪に自信、書簡公開「コロナ下でも安全」(毎日・1面)

●連休終え日常へ列(毎日・1面)

●コロナ倒産500件超える、9月にペース加速、飲食最多(産経・1面)

●元TOKIOの山口容疑者逮捕、酒気帯び運転(東京・25面)

●YS11よ よみがえれ、オヤジ技術者展示へ奮闘(東京・26面)

●欧州で感染再拡大、英仏など規制再強化(日経・1面)

●東レ、炭素繊維5割増産、燃料電池車向け航空機から転換(日経・3面)

●電池の特許出願日本が三分の一、18年、EV向けなど(日経・3面)

●アップル・ソニー首位、巣ごもり関連に高評価、企業ブランド調査(日経・9面)

●東京ゲームショウ開幕、初のオンライン、アマゾンで物販(日経・9面)

《福田俊之》

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