【F1 ロシアGP】初日はボッタス、ハミルトンの順でメルセデスがワンツー

F1ロシアGP
F1ロシアGP全 9 枚

25日、F1第10戦ロシアGPがソチオリンピックの会場跡地を利用したソチ・オートドロームで開幕。フリー走行2回目はバルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイム、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が2番手となり、メルセデスのワンツーで初日を終えた。

開幕から3回連続の3連戦と、これまで例を見ない過密スケジュールで第9戦までが開催されてきたが、今回の第10戦ロシアGPからいったんは隔週開催の落ち着いたスケジュールとなる。そして新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から無観客レースが続いていたが、前戦トスカーナGPで少人数ながら2880人のファンを招き、ロシアGPではその数を一気に拡大し、約3万人のファンが来場する予定になっている。

フリー走行1回目はバルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分34秒923でトップタイムを記録したが、ルイス・ハミルトン(メルセデス)はアタックするラップでタイヤをロックさせタイムが出ず、2.7秒遅れの19番手に沈んだ。しかしフリー走行2回目が始まり20分が経過した時点でハミルトンが1分24秒890を記録してトップに浮上。直後にボッタスが1分33秒883で逆転。そして次のラップでハミルトンが1分31秒786までタイムを縮め、再びトップに浮上した。二人はいったんピットインしてタイヤを交換してタイムアタックを再開。ハミルトンはコースアウトしてタイム更新できなかったが、ボッタスは1分33秒519を記録して逆転トップに立った。

その後は決勝レースを見据えたロングランが行われタイムが更新されることはなく、フリー走行2回目はボッタスがトップ、ハミルトンが2番手となり、メルセデスのワンツーでセッションが終了した。

3番手以下はトップから1秒以上離されたが、そこから15番手までが1秒以内という大接戦となった。結果、ここのところ好調なダニエル・リカルド(ルノー)が3番手。カルロス・サインツ、ランド・ノリスのマクラーレン勢が4番手、5番手。セルジオ・ペレス(レーシングポイント)が6番手と続いた。

ホンダ勢はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がアタックラップでコースアウトがあり7番手。ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)が11・12・13番手だった。

復活が期待されるフェラーリはシャルル・ルクレールが8番手、セバスチャン・ベッテルが10番手でセッションを終えた。

■ロシアGP フリー走行2回目結果
1. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分33秒519
2. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分33秒786
3. ダニエル・リカルド(ルノー)/1分34秒577
4. カルロス・サインツ(マクラーレン)/1分34秒723
5. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分34秒847
6. セルジオ・ペレス(レーシングポイント)/1分34秒890
7. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分35秒048
8. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分35秒052
9. エステバン・オコン(ルノー)/1分35秒139
10. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)/1分35秒183
11. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分35秒210
12. アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)/1分35秒242
13. ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)/1分35秒461
14. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分35秒516
15. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分35秒563
16. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分35秒575
17. ランス・ストロール(レーシングポイント)/1分35秒627
18. ケビン・マグヌッセン(ハース)/1分35秒729
19. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分36秒053
20. ロマン・グロージャン(ハース)/1分36秒858

《藤木充啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る