大雨で浸かったクルマ、水が引いても使用しないで---国交省

令和2年7月豪雨(7月5日、熊本県人吉市)
令和2年7月豪雨(7月5日、熊本県人吉市)全 4 枚

国土交通省では、台風などの出水で自動車が水に浸ってしまった自動車ユーザーへ、感電事故や、電気系統のショートなどによる車両火災を防止するための注意喚起を行なっている。

平成30年(2018年)7月豪雨の被害を受けてプレスリリースが発行され、公式サイト(自動車局)にも同様の内容が掲載されている。

それによると、大雨などによる浸水や冠水被害を受けて水に浸った車両は、外観上問題がなさそうな状態でも、感電事故や、電気系統のショートなどによる車両火災が発生するおそれがある。そのため、以下のように対処する。

1. 自分でエンジンをかけない。
2. 使用したい場合には、購入した販売店もしくは、最寄りの整備工場に相談する。特に、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)は、高電圧のバッテリーを搭載しているので、むやみに触らないこと。
3. 使用するまでの間、発火するおそれがあるので、バッテリーのマイナス側のターミナルを外しておく。その際に、外したターミナルがバッテリーと接触しないような措置(テープなどで覆う)をする。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  5. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る