「Go Toトラベル」も焼け石に水、LCCのエアアジアが日本事業から撤退へ[新聞ウォッチ]

エアアジアのA320
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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

新型コロナウイルスの流行で利用客が急減し、大きな打撃を受けている航空業界だが、マレーシアを拠点とする格安航空会社(LCC)のエアアジアが、日本での事業から撤退する方針という。

読売が9月30日の朝刊で「事業継続を断念」と報じたほか、きょうの日経なども取り上げている。それによると、日本での事業は、エアアジアを筆頭株主に楽天やノエビアホールディングス、アルペンなどが出資して合弁企業の「エアアジア・ジャパン」を2014年に設立。3機のエアバスA320型機を保有し、17年から中部国際空港を拠点に、中部と新千歳、福岡、仙台、台北を結ぶ4つの路線で運航していた。

ただ、新型コロナの感染が拡大した影響で、4月から7月までほぼ全路線を運休。8月からは札幌便などの運航を再開したものの、利用客の回復は見込めなかったという。希望退職者を募集するなど、経営のスリム化を続けてきたが「事業継続は困難」と判断。すでに10月1日から24日までの全便を運休することも発表している。

菅義偉首相の官房長官時代にキモ入りで見切り発車した観光支援事業「Go Toトラベル」。その割引対象にようやく10月1日からは東京都を発着する旅行も加えられたが、当面アジアからの観光客などのインバウンド需要が見込めない中で、苦境に立たされているLCC各社にとってはGo Toトラベルも”焼け石に水”のようだ。

2020年10月1日付

●10月暮らし変わる、酒税、コロナ受診 (読売・1面)

●楽天5G携帯下げ先陣、利用エリアに「弱点」 (読売・11面)

●トヨタ定昇「評価型」に、労組が受け入れ来年から (朝日・9面)

●ホンダが採択手当、契約書の電子化も (朝日・9面)

●エアアジア・ジャパン事業断念を検討、需要急減で (朝日・9面)

●概算要求105兆円超え、過去最大、コロナ対応で膨張 (毎日・1面)

●「ケリー被告が準備統括」ゴーン前会長の報酬「迂回」元秘書室長証言 (毎日・25面)

●BRT、きょう運行開始、都と京成バス晴海ルート (産経・23面)

●ガソリン2週連続下げ、店頭134.7円 (日経・20面)

《福田俊之》

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