アキュラの最上位SUV、『MDX』次期型…プロトタイプを発表

フロントマスクにアキュラの次世代デザイン言語を反映

フルデジタルの「アキュラプレシジョンコックピット」

走行モードに連動した27の室内照明パターン

アキュラ MDX 次期型のプロトタイプ
アキュラ MDX 次期型のプロトタイプ全 25 枚

ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラは10月14日、次期アキュラ『MDX』(Acura MDX)のプロトタイプをデジタルワールドプレミアした。

写真:アキュラ MDX 次期型のプロトタイプ

MDXは、アキュラの最上位SUVだ。現行MDXは3世代目モデルで2013年3月、ニューヨークモーターショー2013で発表された。2016年春のニューヨークモーターショー2016では、現行アキュラMDXにとって、デビュー以来、初の大幅改良が施された。

アキュラによると、初代MDXのデビューから20年以上の間に、累計100万台以上が販売されており、MDXが米国で最も売れた3列シートのラグジュアリーSUVになるという。MDXはアキュラのベストセラー車としての地位を確保しており、アキュラブランドの米国販売の約3分の1を占めている。

フロントマスクにアキュラの次世代デザイン言語を反映

アキュラは10月14日、次期MDXのプロトタイプを発表した。4世代目となる次期型のプロトタイプでは、アキュラのデザイン、パフォーマンス、テクノロジー、職人技の新しいレベルを提示しているという。アキュラ MDX 次期型のプロトタイプアキュラ MDX 次期型のプロトタイプ

次期型のエクステリアは、よりワイドで、より低く、より長くなり、彫刻のようなベルトラインを強調したものだ。よりダイナミックで筋肉質なデザインは、大胆な表現になるという。

直立したフロントグリルと彫りの深いボンネットは、力強い存在感を発揮する。膨らんだショルダー部分とその後ろのキャビンが、さらにロー&ワイド化されたボディを強調している。

フロントマスクには、アキュラの次世代デザイン言語が反映された。立体的な大型ダイヤモンドペンタゴングリルの左右には、「シケーン」と呼ばれるLEDデイタイムランニングライトを組み込んだ4連の「ジュエルアイ」LEDヘッドライトが配される。アキュラによると、レーシングカーの「ARX-05」をモチーフにしているという。フロントバンパー下側のサイドベントの下に、フォグランプが内蔵され、次期MDXのワイドなトレッドを強調している。

サイドビューには、21インチホイールが装着された。ホイールベースは従来型に対して、約76mm延びており、3列すべての快適性と荷室容量を引き上げた。リアでは、横長デザインのシケーンLEDテールライトが、ヘッドライトと同じイメージを演出している。アキュラ MDX 次期型のプロトタイプアキュラ MDX 次期型のプロトタイプ

フルデジタルの「アキュラプレシジョンコックピット」

次期MDXのキャビンでは、アキュラのインテリアデザインとクラフトマンシップの新しいレベルを示すことを目指した。ダッシュボードは、上品さとクリアな視界の両立を目指して設計されており、ワイドで低いインストルメントパネルが特長だ。金属フレークを注入したオープンポアウッドや、インストルメントパネルとステアリングホイールのフレンチステッチの手巻きレザーが、アクセントになっている。

高品質で本格的な素材が、バフ仕上げのアルミ、ソフトタッチのミラノレザーなど使用された。シートなどには、エボニーレザーとライトオーキッドレザーの2種類のエレガントなレザーを組み合わせている。

また、次期MDXでは、「アキュラプレシジョンコックピット」と呼ばれるフルデジタルのドライバーズメーター、超ワイドなフルHDセンターディスプレイ、25スピーカーのプレミアムオーディオ、LEDアンビエント照明付きオーディオシステムを採用する。よりクリーンで、より直立したインストルメントパネルは、量産モデルのプレミアムで洗練されたキャビンデザインを予感させるものだという。アキュラ MDX 次期型のプロトタイプアキュラ MDX 次期型のプロトタイプ

走行モードに連動した27の室内照明パターン

新開発のスポーツシートは、3列すべてでカーブしたキルティング、グラデーションのミシン目、高コントラストのステッチとパイピングを備えており、より彫刻的なフォルムとした。優れた座り心地を追求するとともに、前席には16方向のパワー調整機能と、マルチモードのマッサージ機能を採用する。9種類のマッサージモードは、クラスをリードするものになるという。

次期MDXは大型化されるボディにより、3列すべてでより広い足元スペース、とくに前列と3列目の乗員のためのより広いヘッドルームを備えたファーストクラスの座席を備えている。超ワイドなパノラマムーンルーフは、キャビンを開放し、3列すべてに自然光をもたらすという。

また、アキュラ独自の「IconicDriveLED」は、走行モードに連動して、世界中の象徴的な道路やサーキットなどのさまざまな場所を代表する27の室内照明パターンで、次期MDXのキャビン全体を照らすことが可能、としている。

《森脇稔》

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