国内自社工場生産ドライブレコーダーで、徹底的な高品質を実現するセルスター工業の魅力

国内自社工場生産ドライブレコーダーで、徹底的な高品質を実現するセルスター工業の魅力
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今や必須の装備となっているドライブレコーダー。あおり運転の罰則強化などを受けて再び装着の気運が高まっている。

そんな中、国内生産&自社工場での一貫生産で高品質なドライブレコーダーをラインアップするセルスター工業。今回は同社の三重工場を取材。その魅力と高品質の要因を探り出してきた。

ドライブレコーダーを国内生産する
セルスター工業の魅力に迫る

前後2カメラモデルや360°録画モデル、さらにはWi-Fiを備えた無線通信型のモデルなど、多種多様なニーズをくみ取ったドライブレコーダーをラインアップするセルスター工業。急ピッチで市場を拡大しているドライブレコーダーの市場で脚光を浴びるメーカーだ。

そんなセルスター工業は幅広いラインアップに加えて、製品クオリティの高さが自慢のポイント。3年保証を付けているのも自信の表れだ。その要因となっている“国内生産”である点。“自社工場一貫生産”の現場をこの目で見るため取材に出かけた。

レーンごとに製造製品と製造工程が日々決められていて、急な対応にも万全の体制が出来上がっているレーンごとに製造製品と製造工程が日々決められていて、急な対応にも万全の体制が出来上がっている

セルスターは業界でも類を見ないドライブレコーダーを国内生産するメーカーだ。しかも部品の組み立てのみならず、基板実装からパッケージングまでを自社工場で一貫生産するのも独特。そこで三重県にある同社の工場を訪れ、自社工場による一貫生産の魅力を現場で確かめてみることにした。同社は2つの工場を備えている。第一工場はドライブレコーダーやセーフティレーダーを主に製造。第二工場はドライブレコーダー製造に特化した工場で、基板実装までを実施する最新の工場だ。

同社では2006年に製品の生産を国内の自社工場に移している。国内生産はクオリティの高さをキープできる点や製品開発、改良のスピードアップなど多くのメリットを備えていると判断しての断行だった。それが現在製造する同社のドライブレコーダーの高品質化に貢献していると言っても過言では無いだろう。

自社工場だからできる
高品質に直結する製造スタイル

主力製品の1つであるレーダー探知機を中心に、ドライブレコーダーの組み立ても行っている第一工場主力製品の1つであるレーダー探知機を中心に、ドライブレコーダーの組み立ても行っている第一工場

最初に訪れたのは第一工場。製造はもちろん物流までの機能を備えたセルスター工業の中枢工場だ。そもそも自社工場での製造には多くのメリットがあるという。三重工場 工場長の中島卓次さんに、自社工場の具体的なメリットについてうかがった。

組み立てはもちろん、ハンダ付けも女性が出際良く作業を行っている組み立てはもちろん、ハンダ付けも女性が出際良く作業を行っている

「一般的に基板をはじめとした多くのパーツは外注であることが多いのですが、これでは製品の製造工程が見えません。そのため製品の改善点があったとしてもすぐには反映できないのですが、当社はすべてを自社工場で製造しているので臨機応変に対応が可能です。結果的に高品質な製品作りができるのです」

そんな製品への絶対的な自信が同社の製品に付与される3年保証に現れていると言えるだろう。

「自社工場で製造することで製造工程を工夫することも可能です。例えば製品を作りやすく改善していくのもそのひとつ。作りにくい製品はどうしても不良が出やすくなります。しかし、設計から見直すことでこれらを改善できます。基板実装でもハンダや部品の位置をミクロン単位で見直すなど、自社工場における製造だからこそできる工夫を随所に込めているのです」

精度を高め、高品質な製品を生み出すために、できる限りの改善を繰り返す態勢は自社工場で無ければ不可能な事でもあるのだ。

組み上がった完成品は指定時間稼働させて不良品が出ないように徹底管理されている組み上がった完成品は指定時間稼働させて不良品が出ないように徹底管理されている

さらに、多品種のラインアップを持つのもセルスター工業の特徴。その点でも、自社工場は有利に働いているという。製造ラインには熟練のスタッフがズラリと揃い、手作り感覚で製品を次々生み出していく。そのため、製造モデルを変更することも比較的簡単だという。午前中の製造モデルと午後の製造モデルを変更するなど、臨機応変な製造スケジュールを作れるのも自社工場と熟練スタッフがいるからこその態勢だと言える。

基板の表面実装を自社で実施
一貫生産による高品質化が進む

外部から納品された部品も一定数の抜き取りではなく全品検査にこだわっている外部から納品された部品も一定数の抜き取りではなく全品検査にこだわっている

製品の組み立てラインを見た後に、訪れたのは検査エリアだ。この場所も工場内でかなり印象的なスペースだった。製造した製品の徹底した検査態勢はもちろんなのだが、部品メーカーから届いたカメラやSDカードなどのパーツ類もひとつひとつを工場内であらためて全数を検査しているという。納品された部品をそのまま使うのではなく、自社の基準に照らし合わせて再検査することで信頼性を高めているのもセルスター工業のモノ作りへの強いこだわりだ。出荷する製品ひとつひとつに絶対的な自信を持つのはそんなバックボーンがあるからだったのだ。

アフターサービス部門では保証期間が切れた製品でも可能な限り修理を行っているアフターサービス部門では保証期間が切れた製品でも可能な限り修理を行っている

アフターサービス部門も工場内に設置している。ここは製品の修理などを手がける部門で、製品の耐久性や不具合か所などを知るには願っても無いサンプルが収集できる。この部門で集まった情報をもとにしてモデルの改良や次期モデルの改善点が出てくるという。

かつて、同社がドライブレコーダーの販売を始めた当初に不具合が多く寄せられた際に、その不具合を分析した結果、本体の故障では無く“SDカードの劣化”が原因だったことがあったという。これを受けてmicroSDメンテナンスフリーの機能を開発するに至った経緯がある。新たな製品開発につなげる好循環が生まれるアフターサービス部門を同社では重視しているのも頷ける。

ドライブレコーダー製造専門で作られた第二工場ドライブレコーダー製造専門で作られた第二工場

次に訪れたのは第二工場。こちらはドライブレコーダーの製造を専門とした工場だ。工場とは思えない美しくオシャレな外観を持ち、工場内もポップな内装を施す。そんな第二工場でもっとも印象的だったのは基板実装ラインだ。

基板実装はオートメーション化され、高い精度の基板が製作可能基板実装はオートメーション化され、高い精度の基板が製作可能

基板の上に部品を置いて半田付けまでを実施するSMT(表面実装)と呼ばれる工程だ。表面実装機と呼ばれる専用マシンを使った完全自動化された工程で、その精度の高さは群を抜く。同社のドライブレコーダーの基板はすべてがここで製造さる。ミクロン単位でパーツのズレやハンダの乱れを確認できる検査も備えるなど、基板のクオリティの高さは群を抜いている。

クォリティを高めるために製作設定を極限まで突きつめているので不良率は驚くほど低いクォリティを高めるために製作設定を極限まで突きつめているので不良率は驚くほど低い

最新の産業ロボットを設置したラインや、熟練のスタッフが手がける部品の組み立て工程など、ハイクオリティな第一、第二工場を見てきたが、充実した設備に加えて、もうひとつ感心したのが人材だ。どの部署を訪れてもスタッフが明るく対応してくれる。自らの作業に誇りを持って取り組んでいることがその表情からもくみ取れる。ストレスのない作業環境を作っているのも、同社の工場の優れた取り組みのひとつなのだと感じさせられたエピソードだった。

広く清潔なスタッフの休憩スペースを完備しているのも印象的だ。スタッフは各々のテーブルスペースをプライベートに使うことで、工場勤務の中にあって潤いの空間としているのがよくわかる。優れた人材を育て、働きやすい環境を作るという同工場の姿勢が端的に現れたスペースだと感じたのだった。これがあるからこそクオリティの高い製品製造が可能になるのだろう。

ニーズに合わせて開発をペースアップ。
顧客の細かな需要に答えられる多モデル化がますます充実する

2か所の工場取材を終えて、あらためてセルスター工業の代表である勝永直隆社長に国内生産のこと、さらにはセルスター工業のドライブレコーダーの今後について語ってもらった。

セルスター工業代表取締役 勝永直隆社長セルスター工業代表取締役 勝永直隆社長

三重県に自社工場を設立したのはどんな意味からですか?

「31年前に三重県に工場を作ったのは創業者です。三重県を選んだのは創業者の郷里だったこと、また地方に活力を与えたいといった思いもあったようです」

国内生産であること、自社工場一貫生産であることのメリットとはどのようなものでしょう?

「国内工場であることから優秀な人材に働いてもらえるのが最大のメリットです。日本人ならではのきめ細やかな作業が期待できるのが魅力です。コストでは計れない品質面の魅力が国内工場のもっとも大きなポイントになるでしょう。すべての製品について品質を重視していますが、ドライブレコーダーはなおさらです。万が一の際に映像が映っていなことは許されないですからね」

自社工場で生産することの魅力はどんな面を感じていますか?

「自社工場なので臨機応変な作業が可能です。少量多品種生産にも向いています。ドライブレコーダーは急速に進化をしています。だからこそ次々進化するモデルのサイクルについて行くために、スピーディにモデル改良や新製品に対応できる自社工場での生産は有利なんです」

ドライブレコーダーは今後どのようになっていくとお考えですか?

国産にこだわり、高品質にこだわり、先進的な新製品を生み出していくと力強く宣言してくれた国産にこだわり、高品質にこだわり、先進的な新製品を生み出していくと力強く宣言してくれた

「純正化も進むと思いますが、機能性豊かなアフターパーツへのニーズも同時に高まると思っています。そこにしっかり対応できる製品を生み出していくことが大切です。そのためにはユーザーニーズをいち早くくみ取った製品開発が重要になるでしょう。例えば当社がいち早く取り入れたパーキングモードも、販売店からの要望で生まれたものです。このように多様なニーズをドライブレコーダーに取り入れるのも当社ならではの強みでもあります」

セルスター工業の自社工場、国内生産といった強みを生かした他品種化もますますペースアップしていきそうだ。また360°録画やWi-Fi搭載モデル、さらにはセーフティレーダーとの融合といったモデルなど、ニーズに合わせた多彩なドライブレコーダーの開発が今後も続いていくので今後の製品にも期待したい。

360°録画モデルやWi-Fi搭載など
セルスター工業のドライブレコーダーに注目

CS-360FHCS-360FH

最後に注目の最新モデル群を紹介しておこう。最初のモデルは「CS-360FH」。特徴は360°録画だ。ただし、これまで360°録画は1つのレンズで行うモデルが多く、映像のゆがみが気になった。しかし、このモデルは前後を180°+180°で別々に記録する2カメラを備えた構造なので、前方や車内(後方)を上下方向にも広く記録することができるのが魅力。全方位の美しくゆがみの少ない録画が可能なドライブレコーダーを考えているなら見逃せないモデルだ。

CS-71FWzCS-71FW

次に注目したのは「CS-71FW」だ。このモデルはWi-Fiを搭載し、映像をスマホなどに無線で送ることができる機能が特徴。後方に取り付けることを想定したモデルで、すでにフロントにドライブレコーダーを取り付けているユーザーがリアにもドライブレコーダーを装着したいと思った時にもぴったりだ。

CS-32FHCS-32FH

3つめのモデルは「CS-32FH」。こちらのモデルはコストを抑えた前後2カメラモデル。2.4インチ・ワイド液晶備えた同モデルは前方/後方のカメラ映像を画面左右に分けて均等に表示可能で、それぞれの録画映像を見やすく表示することができる。

このように、セルスター工業のドライブレコーダーにはさまざまな特徴を持ったモデルが多数ラインアップされている。ニーズに合ったモデルを選んで愛車の安心をグレードアップしよう。

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《土田康弘》

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