人材サービス会社がADAS試験受託サービスを開始

ADAS試験受託サービスのイメージ
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総合人材サービスのパーソルグループで、エンジニアリング事業を手がけるパーソルR&Dは10月22日、先進運転支援システム(ADAS)を装着した車両について、高精度な測位システムを使用し、顧客の要望に沿った試験内容を提供する「ADAS試験受託サービス」を開始したと発表した。

ADAS試験受託サービスでは、RTK計測方法を用いることでGNSSと固定観測点の信号から、車両位置を0.01秒ごとに誤差2cm以内のリアルタイム高精度測位が可能で、センシングや制御された自車と、対象物との位置関係や、車両速度などのデータを総合的に計測し評価する。

規定された試験法を忠実に再現する実験技能も備えており、公道走行に加え、テストコースや、シャシダイナモなどの設備を活用するなど、顧客の要望に対し柔軟に試験をアレンジする。

受託する試験は衝突被害軽減ブレーキ試験や、自動操舵機能を備える車両のかじ取り装置試験など。

急速に普及・進化しているADASは、自動車メーカー各社によりシステムの名称やセンシング方式、制御方法に違いがあり、同一基準での比較が難しく、横並びで性能比較を実施したいというニーズが高まっている。定められた保安基準や各試験法に準じた試験を行うだけでなく、車両が何を検知し、どのように判断・制御し、どのような挙動をするのかを計測し、評価するサービスのニーズも高まっている。こうしたニーズに対応するため、ADAS試験受託サービスを実施する。

《レスポンス編集部》

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