アウディ『e-tron』、EVの走行を支援する「ルートプランナー」搭載…欧州仕様

アウディ e-tron シリーズの「ルートプランナー」のイメージ
アウディ e-tron シリーズの「ルートプランナー」のイメージ全 6 枚

アウディ(Audi)は10月23日、欧州向けの『e-tron』シリーズに、EVの走行を支援する「e-tronルートプランナー」を搭載した、と発表した。

アウディ e-tronシリーズには、LTE-Advanced(LTEアドバンスト)規格に対応し、Wi-Fiホットスポット機能を備えたハイエンドメディアセンターの「MMIナビゲーションプラス」が標準装備される。

ナビゲーションシステムは、e-tronルートプランナーによるサポートを受けながら、以前に走行したルートに基づいてインテリジェントに目的地を提案する。この機能によって、必要な充電ステーションを含む適切なルートが表示される。ナビゲーションシステムは、バッテリーの充電状態に加えて交通情報も考慮し、充電時間も含めた到着時間の推定を行う。

e-tronルートプランナーは、ナビゲーションシステムを補完するものだ。ユーザーは、e-tronルートプランナーを、車載MMIシステムまたは「myAudi」アプリで使用することができる。どちらの場合も、必要な充電ステーションを通過する適切なルートが示される。ナビゲーションシステムは、バッテリーの充電状態に加えて交通情報も考慮し、充電時間も含めた到着時間の推定を行う。

e-tronルートプランナーには、欧州各地のほとんどのAC充電ステーションに加えて、DC充電ステーションが登録されている。ルート計画には、出力などの充電ステーション情報に加え、充電装置の仕様によっては、現在使用中あるいは故障中という情報も表示することができる。走行中は、「アウディバーチャルコックピット」や、最上位の「MMIタッチレスポンス」のディスプレイに、走行可能な距離の詳細が表示される。

充電計画は、現在の状況に応じてリアルタイムで更新される。例えば、目指していたDC急速充電ステーションに到達できないとシステムが判断すると、代替案が提案される。充電計画は、車載ディスプレイとmyAudiスマートフォンアプリの間でシームレスに連携している。充電プロセスでは、アプリのディスプレイに残り時間と現在の充電状態が表示される。走行可能な充電状態になったら、プッシュ通知を受け取る設定にすることも可能、としている。

《森脇稔》

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