「シニアカーもカッコよく」GLM、デザイン重視のコンセプトモデル発表

シニア世代向けモビリティのコンセプトモデル
シニア世代向けモビリティのコンセプトモデル全 6 枚
電気自動車(EV)の開発・販売を行うGLMは10月29日、デザイン重視のシニア世代向けモビリティのコンセプトモデルを発表した。

高齢化社会が進む中、シニア世代のドライバーによる凄惨な自動車事故は社会問題となっている。運転免許証の自主返納を促す動きも活発になっている一方、移動手段を失ったシニア世代に対するサポートも大きな課題となっている。

GLMはこうした社会情勢を踏まえ、「自動車から乗り換えたくなるモビリティ」をコンセプトにシニア世代向け小型モビリティの開発に着手。今回そのコンセプトモデルの発表に至った。

同社は乗用車からシニアカーへのモビリティシフトを促す上での一つの障壁として「デザイン性」に着目。活発で若々しいシニア世代が増えたことから、ファッション性を重視し、乗りたくなる欲求を刺激するデザインコンセプトとした。

コンセプトモデルは、利用するシニア世代への優しさ、歩道で共存する歩行者への優しさを表現するべく、威圧感を与えない「球」をベースにしたデザインを採用。一目見た時から違和感なく受け入れられ、乗る喜びを得られるものとなっている。

GLMでは、コンセプトカーはデザイン面の改良や機構上の開発を経た上で、2022年内の市販化を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 復活の『テスタロッサ』にスパイダー、ハードトップは14秒で開閉可能…最高速330km/h
  2. 「いかついフェイスに驚いた」メルセデスベンツ『GLC』新型の内外装に反響!「スクリーンでかすぎる」の声も
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  5. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る