都営三田線に新型車…6500形8両編成13本 2022年度から投入

都営三田線の車両としては三代目となる6500形。6300形より角ばった前面形状で、ユニバーサルデザインを採り入れた「人に優しい車両」となる。編成両数は6300形より2両多くなり、1本あたりの輸送力を増強。
都営三田線の車両としては三代目となる6500形。6300形より角ばった前面形状で、ユニバーサルデザインを採り入れた「人に優しい車両」となる。編成両数は6300形より2両多くなり、1本あたりの輸送力を増強。全 3 枚

東京都交通局は10月29日、都営地下鉄三田線(目黒~西高島平)に新型車両の6500形を導入すると発表した。都営三田線としては、1993年に登場し2000年に最終増備された6300形以来の新型車となる。

同車は、制御方式に省エネ性が高い「シリコンカーバイト」(SiC)と呼ばれる、炭化ケイ素半導体を用いたVVVFインバータ制御を採用。都営地下鉄の車両としては初めて、走行中の車両状況を基地へ伝送する車両情報管理装置を搭載する。

また、車内はフリースペースや多言語対応の液晶モニター式案内装置、無料WiFi、防犯カメラを備える。

8両編成13本が投入される計画で、11月に1編成が搬入された後、試験調整などが行なわれ、2022年度に営業運行を開始。6300形(6両編成)を順次置き換える予定。

荷物棚も備える6500形の車内。6300形と比べて乗降口脇のスペースを拡大し、吊り手や手すりの数も増加。吊り手は低い位置に付けられている。座席幅も広くなり、仕切りを大型化することで見通しを改善。荷物棚も備える6500形の車内。6300形と比べて乗降口脇のスペースを拡大し、吊り手や手すりの数も増加。吊り手は低い位置に付けられている。座席幅も広くなり、仕切りを大型化することで見通しを改善。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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