「いつかは」の夢遠のく? トヨタ『クラウン』が引退か[新聞ウォッチ]

トヨタ・クラウン現行
トヨタ・クラウン現行全 3 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

【画像全3枚】

「いつかはクラウン」というフレーズでも知られ、戦後の昭和から平成、令和と3時代を走り抜けて日本の高級車の代名詞ともなったトヨタ自動車の高級セダン『クラウン』について、従来のセダンタイプの生産、販売を終了する検討に入ったという、衝撃的なニュースが飛び込んできた。

きょうの毎日、産経、日経など報じているが、クラウンは1955年に初代が発売され、現行は15代目。若者層を狙って派手なピンク色のクラウンなども発売したこともあったが、ただ、ここ数年は販売が振るわず、てこ入れが必要と判断したとみられる。

クラウンといえば、高級車ブランド「レクサス」とともに、会社の経営者や政治家などの“公用車”としても多く使用されているが、国内の新車市場でもスポーツタイプ多目的車(SUV)やミニバンの人気が続いており、セダン離れが加速している。クラウンもそのあおりを受け、セダンとして約70年の歴史に幕を下ろすとみられる。

記事によると、トヨタは現行のクラウンの後継を2022年に発売する方針で、人気SUV『ハリアー』などのように、車高を現在よりも高くする方向で検討中。従来型のオーソドックスなセダンタイプは想定していないという。

2020年11月12日付

●「コロナ増加傾向強まる」助言機関重症者数は微増(読売・1面)

●ホンダ自動運転「レベル3」世界初年度内に発売(読売・2面)

●中国の野心「電動車王国」「エンジンのみ」新車35年退場、EV軸、勢力図一新図る(読売・3面)

●中国、新車の半分を自動運転へ(朝日・6面)

●「クラウン」セダン、70年の歴史に幕? トヨタ、販売振るわず(毎日・7面)

●Go Toトラベルに落胆、中小「恩恵ほとんどない」 (毎日・29面)

●エコ船舶開発税優遇、政府・与党検討、造船再編を促進(産経・1面)

●北陸新幹線延伸1年半遅れ、与党了承せず工期再検討(東京・6面)

●上場企業3割が上場修正、車など製造業けん引、今期業績(日経・1面)

●ヤマハ発二輪、あなた好みに、運転データ収集・解析(日経・14面)

●近ツー、店舗3分の1に、今期6割減収、退職募集(日経・15面)

《福田俊之》

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