高級車カーシェア会社が破産準備へ、車両は返還 東京商工リサーチ

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東京商工リサーチによると、投資家とトラブルになっていた高級車カーシェアリングサービス「スカイカーシェア」の運営グループ4社が、破産準備に入ったことがわかった。破産手続き開始後、破産管財人から車両が返却される見通し。

スカイカーシェア側の弁護士が11月14日、埼玉県内で投資家に説明会を開き、「11月中に破産を申請する予定。破産手続きが開始されるまでは、車両の返還等は一時停止する」と説明。約30人の投資家が参加した。破産準備に入ったスカイカーシェア運営グループは、SERIAS、ランドコアサービス、anchor、コーディアルの4社。

問題となっているスカイカーシェアは、投資家がオートローンなどで購入した高級車を運営グループが預かり、カーシェアの運営収入から投資家に車両代金や保険料、謝礼などが毎月支払われる契約だった。

しかし、10月上旬に突然、カーシェア運営グループが投資家に「破産手続きに入る」と通知。投資家は、カーシェア運営グループに預けた車両の返還や説明などを求めていたが、運営グループと連絡が取り難くなり、オートローンを抱えた投資家とトラブルになっていた。

《纐纈敏也@DAYS》

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