タイヤをモニタリング---自動運転バスにブリヂストンの「タイヤマティクス」を導入

「中型自動運転バス実証実験」を実施する西鉄バス北九州の路線バス
「中型自動運転バス実証実験」を実施する西鉄バス北九州の路線バス全 2 枚

ブリヂストングループのブリヂストンタイヤソリューションジャパンは11月16日、西日本鉄道グループの中型自動運転バス実証実験で、「タイヤマティクス」をトライアル導入したと発表した。

「タイヤマティクス」はタイヤに設置したセンサーがタイヤの内圧・温度情報を計測し、クラウドを通じて車両管理者と情報を共有するモニタリングシステム。すでにブリヂストンタイヤソリューションジャパンは、欧州やアジア大洋州地域などの運送事業者向けに展開している

中型自動運転バス実証実験は、西鉄と西鉄バス北九州が経済産業省と国土交通省の事業を受託した産業技術総合研究所から実証事業者の1グループとして選定されて、実施している。西鉄グループは「空港と臨海部の事業所・住宅等をつなぐ交通網の確保」をテーマに、福岡県北九州市内と苅田町内を中型自動運転バスで運行する。

ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは、実証実験に「タイヤマティクス」を試験的に導入した。グループ独自のサービスネットワークと組み合わせることで、タイヤ起因の交通事故やトラブルの未然防止を図れる。

乗務員が乗車しない自動運転バスでは、タイヤに関するトラブルを未然に防止する必要性が高まる見通しで、タイヤの状態を遠隔監視できる「タイヤマティクス」が有効活用できると見て、今回の実証実験でトライアル導入した。

《レスポンス編集部》

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