自動運転バスの公道実証実験を塩尻市で実施へ…ドライバー不足や、運行とニーズとのギャップが課題

実証実験で使用する自動運転バス
実証実験で使用する自動運転バス全 1 枚

アイサンテクノロジーやティアフォーなどは11月18日、塩尻市内の一般公道でバス型自動運転車両を用いた走行実証実験「塩尻型次世代モビリティサービス実証プロジェクト」を11月24日から11月27日まで実施すると発表した。

プロジェクトは長野県内で初となる「市街地の一般公道での高精度3次元地図を用いたバス型自動運転車両の走行実証実験」。両社に加え、塩尻市振興公社、 長野県塩尻市、アルピコホールディングス、損害保険ジャパン、KDDIが参加し、実証実験には埼玉工業大学が協力する。

塩尻市は公共交通機関としてコミュニティバスを中心に運用されているが、ドライバーの担い手不足や、バスの運行経路やスケジュールと移動ニーズとの間でギャップがあることが課題となっている。

こうした課題解決に向けて自動運転バスの活用を目指す。自動運転ソフト、高精度3次元地図をベースにした自己位置推定、障害物を認識する機能を実装した実験車両が塩尻駅、市役所、公園、体育館建設地、商店街などを運行する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  2. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
  3. 3代目ホンダ『シビック・タイプR』、1/18スケールダイキャストミニカー発売…ディスプレイエンジン付属
  4. ダイハツ『ミゼットX』に大阪バージョンが登場!“ソロキャン”向けの単座仕様に…Japan Mobility Show KANSAI 2025
  5. ホンダ『CB1000F』3Dモデルを無料配布、CLIP STUDIO ASSETSでリアルに再現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る