ブラックバッジは黒でなくてもいい…ロールスロイス「ネオンナイト」発表、自然界に着想した色

若い顧客に訴求するブラックバッジ

3モデルそれぞれに明るい専用カラーを開発

2019年の「ペブルビーチコレクション」がブラックバッジの色の概念を変えた

ロールスロイス・ブラックバッジ・ネオンナイト
ロールスロイス・ブラックバッジ・ネオンナイト全 18 枚

ロールスロイスモーターカーズ(以下、ロールスロイス)は11月24日、『ドーン』、『レイス』、『カリナン』の「ブラックバッジ」に限定モデル、「ネオンナイト」を設定すると発表した。

若い顧客に訴求するブラックバッジ

ロールスロイス・ブラックバッジ・ネオンナイトロールスロイス・ブラックバッジ・ネオンナイト

3台とも、ベース車両はブラックバッジだ。ロールスロイスのブラックバッジは、若い顧客に訴求するモデルで、ボディカラーは黒がメインだ。ネオンナイトは、「ブラックバッジは黒でなくてもいい」という考え方を、再確認するために開発された。ネオンナイトでは、ロールスロイスのビスポークパレットに新しい色を追加している。

ネオンナイトは、自然界からインスピレーションを得た色をまとうブラックバッジの活気に満ちた最新作だ。エキゾチックな植物や動物に触発された鮮やかなカラーを採用している。

ロールスロイス・ドーン・ブラックバッジ・ネオンナイトロールスロイス・ドーン・ブラックバッジ・ネオンナイト

新開発のビスポークペイントは、オーストラリアの緑のアマガエル、ハワイの木の花、エキゾチックな蝶など、自然界からヒントを得て開発された。これらの限定された色合いは、ブラックバッジの色をより大胆に示し、強い個性を表現したい世界中の顧客にアピールするという。

3モデルそれぞれに明るい専用カラーを開発

ロールスロイス・レイス・ブラックバッジ・ネオンナイトロールスロイス・レイス・ブラックバッジ・ネオンナイト

クーペのレイスのブラックバッジでは、オーストラリアのグリーンツリーフロッグをモチーフとして、明るい色合いの「ライムロックグリーン」で仕上げられている。これは、ロールスロイスのビスポークペイントスペシャリストがシドニー北部のタムワースを訪問した際、最初に出会った動物だという。インテリアはシヴァログレーレザーで覆われ、ステッチとパイピングには、ライムロックグリーンのアクセントが添えられた。

オープンカーのドーンのブラックバッジのために開発された「イーグルロックレッド」は、ハワイ原産の常緑樹の「オヒアレフア」の花をモチーフにしている。インテリアは、鯉レッドのステッチとパイピングのディテールが施されたセルビーグレーレザーで仕上げられている。

ロールスロイス・カリナン・ブラックバッジ・ネオンナイトロールスロイス・カリナン・ブラックバッジ・ネオンナイト

SUVのカリナンのブラックバッジでは、エキゾチックな蝶、「レトゥスペリアンダー」にインスピレーションを求めた。ペリアンドロスのメタルマークとして知られるこの蝶は、中南米で見られる種だ。その羽の活気はカリナンの車体に、ミラボーブルー仕上げで忠実に表現された。ライムロックグリーンとアークティックホワイトレザーのインテリアは、高いコントラスト効果を発揮する。

2019年の「ペブルビーチコレクション」がブラックバッジの色の概念を変えた

ロールスロイス・ドーン・ブラックバッジ・ネオンナイトロールスロイス・ドーン・ブラックバッジ・ネオンナイト

3台すべてのブラックバッジでは、テクニカルファイバーフェイシアを専用グラフィックで装飾した。このペイントは、強いネオンの輝きを放つ効果を発揮するという。

ネオンナイトは、ゴースト、レイス、ドーンをオーダーメイドのパステルカラーで仕上げた「ペブルビーチ2019コレクション」の流れに沿って登場した。パステルカラーをまとったペブルビーチ2019コレクションは、ブラックバッジの新しいダイナミックな色の方向性に影響を与えたという。

ロールスロイス・レイス・ブラックバッジ・ネオンナイトロールスロイス・レイス・ブラックバッジ・ネオンナイト

ロールスロイスは、ブラックバッジのバリエーションはすべて黒でなければならないという先入観は、ネオンナイトのカラーによって一新される、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  4. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  5. ニュルブルクリンクで試験中を捕捉!! トヨタ・スープラの最高峰「GRMN」
  6. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  7. これまでの日産車とは全く違う!? しかもPHEV!な『エヴォ・コンセプト』…北京モーターショー2024
  8. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  9. 24時間で10万台を受注!話題の「スマホ屋のスーパーEV」に人気殺到…北京モーターショー2024
  10. 疲れ知らずのドライビング体験!シート交換がもたらす快適性の秘密~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る