『DIATONE SOUND.NAVI』は“音が良いだけのナビ”?…ではない、すべての理由を徹底解説

DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ300PREMI-3
DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ300PREMI-3全 9 枚

“ハイエンドオーディオ&カーナビゲーションシステム”である『DIATONE SOUND.NAVI』。これが“高音質”であることを、当サイトの読者のほとんどがご存知のはずだ。しかし当機は、それだけが特長ではない。その他にもこれならではのストロングポイントを多々備えている。

当記事ではそれら『DIATONE SOUND.NAVI』だからこその“音”以外の利点について、改めて深掘りする。

『DIATONE SOUND.NAVI』は、操作レスポンスが至ってスムーズ!

『DIATONE SOUND.NAVI』の“音”以外での優れているポイント実は多々ある。今回は、その中でも特にクローズアップすべき3点について解説していく。まず挙げるべきはこれだ。『DIATONE SOUND.NAVI』は、「操作レスポンスが速い」。サクサクとさまざまな操作を実行できる。

というのも『DIATONE SOUND.NAVI』には、至って高性能な“CPU”が搭載されている。現行機には、かつてのモデルに使われていたものと比べてケタ違いの処理性能を誇るクアッドコアCPU搭載SoC『R-Car H1』が搭載されている。これにより『DIATONE SOUND.NAVI』は、これだからこその「操作レスポンスの速さ」を身に付けられている。

具体的にはまず、ルート探索が相当に速い。例えば、JR東京駅からJR大阪駅までのルートを調べると、推奨5ルートが約4.84秒で提示される。ちなみに同じ操作を従来モデルで行うと、約27秒も掛かってしまう。その差は圧倒的と言って良い。

そして『R-Car H1』の働きにより、スマホライクな操作性も実現できている。地図をスクロールしたいときにはフリック操作でそれが行え、拡大/縮小はピンチイン/アウトで実行できる。しかもその操作が実にスムーズ。指の動きにほとんど遅れることなく地図が動く。

また、目的地を文字入力するときの操作性も良好だ。予測入力、あいまい検索が行えるからだ。たとえば一般的なナビでは「神戸三田プレミアム・アウトレット」を検索しようとするとき、その正式名称が分かっていないと名称検索がスムーズに行えない。しかし『DIATONE SOUND.NAVI』なら、まず「あう」と打ったところで早速「あうとれっと」というワードが予測変換で上がってくるのでそれを選び、続いては「&条件」を選んで「こ」と打つと、「こうべ」が候補として上がってくる。そしてそれを選べば「さんだ」が続いて表示され、それにて『神戸三田プレミアム・アウトレット』の目的地探索を実行できる。

「声で操作」と発話すれば、いつでも音声認識機能が立ち上がる!

続いては、『DIATONE SOUND.NAVI』の“音”以外でのクローズアップすべき2つ目の利点について解説していく。それは、「音声認識機能が優秀であること」だ。音声操作が可能なナビはいくつかあるが、『DIATONE SOUND.NAVI』のその使い心地は、他とはひと味違っている。

なぜなら『DIATONE SOUND.NAVI』には、通信によるクラウド連携音声認識(Wi-Fi環境が必要)と、三菱電機独自の『Music Canceller』技術が搭載された『スマートボイスコントロール』が積まれているからだ。

この『スマートボイスコントロール』によって、以下のような利点がもたらされる。まず『スマートボイスコントロール』は、「起動が速い」ことがメリットだ。当機能は「声で操作」と発話するだけで、いつでもすぐさま立ち上がる。視線をナビに向ける必要もない。完全にハンズフリーで操作を始められるのだ(ボタン操作等でも起動は可能)。

そして『スマートボイスコントロール』では、『バージイン発話』も行える。これはつまりは「割り込み認識機能」だ。通常の音声認識機能では、機器側がガイダンス音を発しているときにはユーザーは操作を行えない。必ず何らかの“待ち”が発生する。しかし『DIATONE SOUND.NAVI』では、機器側が発話している途中でも音声操作を実行できる。ユーザーのタイミングでより速くスムーズに、音声操作を実行できる。

『DIATONE SOUND.NAVI』の音声認識機能は、自らが発した音を無効化できる!?

なぜそのような操作が可能となるのかと言うと…。理由は「『スマートボイスコントロール』には『Music Canceller』技術が搭載されているから」だ。当技術は、「内蔵マイクに混入する音楽や音声ガイダンス音をキャンセルできる」という技術だ。つまり当技術により『DIATONE SOUND.NAVI』は、自分が発した音がマイクから入ってきてもそれを無効化できるので、音楽やガイダンス音声を発していながらも外の音だけを聞けている。なので、指示が発話されるとすぐさまそれに反応できる。なお、このような仕組みが盛り込まれたカーナビは今のところ、『DIATONE SOUND.NAVI』だけだ。

また『Music Canceller』技術が搭載されていることにより『DIATONE SOUND.NAVI』は、音声認識機能を起動せずとも周辺検索アシストを実行できる。音楽やテレビ音声が流れている中でも乗員の会話を聞き取れるので、会話の中のキーワードにすぐさま反応できる。例えば乗員が「ファミレスに行きたい」と会話すると、即座にそれに反応し「ファミレス」という単語を画面下部の中央付近に掲示する。そしてユーザーがそれにタッチすれば、たちまちのうちに周辺の「ファミレス」が目的地の候補として挙がってくる。このように、音声操作をナビ側が先回りして実行することも可能なのだ。

さらに『DIATONE SOUND.NAVI』には、『ニュースリーダー』機能も搭載されている。これは、「音声による操作だけでニュース情報を得ることができる」という機能だ。当機能を音声により起動すると、『DIATONE SOUND.NAVI』が時事通信社から提供されるニュースを分かりやすい長さに要約して読み上げてくれる。しかもその読み上げの途中でも割り込んでの音声操作が可能なので、興味があるニュースだけを素早くスムーズに選択できる。

太陽光が当たっても、画面の視認性はほぼ落ちない!

その上で『DIATONE SOUND.NAVI』は「高画質」だ。これが“音”以外でクローズアップすべき利点の3つ目だ。その高画質ぶりは、数あるカーナビの中でも間違いなくトップレベル。販売店の店頭でぜひ、その目で確認してほしい。見れば分かる。

「高画質」であることについてもポイントが3つある。筆頭に挙げるべきは「外光に強いこと」だ。高画質をうたうナビであっても太陽光が当たったときにはその利点が活かされにくくなりがちだが、『DIATONE SOUND.NAVI』ではそうはならない。『ピュアブラック・ハイコントラストモニター』が搭載されているので、強い外光が当たっても視認性はほぼ落ちない。

そして『DIATONE SOUND.NAVI』には『高視野角液晶画面』が採用されているので、斜めから見ても画面が見にくくなりにくい。運転席、助手席のどちらからでも輝度変化の少ない鮮明な映像を楽しめる。

さらに『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ300PREMI-3』では、モニターが『8インチの大画面仕様となっている。結果、通常の7インチモニターと比べて約40%もの大画面化が果たされている。ゆえに地図上の文字も見やすく、映像ソースの再生時には迫力のビジュアルが満喫できる。ドライブサポート面でもエンタメ面でも、アドバンテージを発揮する。

いかがだったろうか。このように『DIATONE SOUND.NAVI』は、“音”以外の部分においてもこれならではの利点を多々携えている。“音”も含めて全方位的にドライブの快適性向上に貢献してくれるナビなのだ。

良い音を聴けるナビが欲しいと思ったときには、『DIATONE SOUND.NAVI』があることを、くれぐれもお忘れなきように。

『DIATONE SOUND.NAVI』は“音”が良いだけ?のナビではない、すべての理由を徹底解説!

《太田祥三》

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