冬の開発テスト始まる!先陣を切ったのはアウディの新型クーペEV『Q4 e-tronスポーツバック』

アウディ Q4 e-tron スポーツバック(スクープ写真)
アウディ Q4 e-tron スポーツバック(スクープ写真)全 19 枚

新型車開発テストの聖地、スカンジナビアで今年もウィンターテストシーズンが開幕した。第1発目は、アウディが開発中の電動クロスオーバークーペSUV『Q4 e-tronスポーツバック』だ。

【画像全19枚】

VWの電動SUV『ID.4』を支える「MEB」プラットフォームを採用しながらも、密閉されたグリル、空力ホイール、ヘッドライトなどアウディらしい差別化が施される。

捉えたプロトタイプは、コンセプトモデルと異なるLEDデイタイムランニングライト、エアインテークを装備。市販型では25の異なるパターンから選択することができるという。

アウディ Q4 e-tron スポーツバック(スクープ写真)アウディ Q4 e-tron スポーツバック(スクープ写真)
リアエンドは、テールライトのグラフィックが変更されているほか、ルーフスポイラーには第3のブレーキランプをインストール、安全性が高められていることがわかる。

キャビン内には、デジタルインストルメントクラスタを搭載、センターにある大型のインフォテイメントディスプレイは、VWの兄弟モデルのようにダッシュボードの上ではなく、ダッシュボード内にインサートされている。さらにその下には、ギアセレクタ、プッシュ式スタートボタン、電子パーキングブレーキを確認することができる。

パワートレインの詳細は謎のままだが、シングルモーターとデュアルモーターのパワートレインが提供されそうだ。ベースはRWDと予想され、55kWhのバッテリーを搭載、リアのシングルモーターにより最高出力200psを発揮、航続は400km(250マイル)程度となるだろう。

また上位モデルでは、デュアルモーターによるAWD「クワトロ」を採用。82kWhのバッテリーにより最高出力306psを発揮。航続距離は510km(317マイル)が期待できそうだ。

Q4 e-tronのデビューは2020年内、スポーツバックは2021年で、共にドイツのツヴィッカウ工場でVW ID.4と一緒に生産予定となっている。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  4. 自動車業界の“夢と現実” 日産、今期2750億円営業赤字見通し、トヨタは42車種128万台リコール[新聞ウォッチ]
  5. スバル製スーパーカー登場!「パフォーマンスE STIコンセプト」に盛り込まれた新技術と、伝統への敬意…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る