京都女子大がコロナ禍の京都を応援する列車…京阪の「百花列車」 12月3-15日運行

12月2日に行なわれた「百花列車」の出発式。
12月2日に行なわれた「百花列車」の出発式。全 6 枚

京都女子大学(京都市東山区)と京阪電気鉄道(京阪)は、12月3~15日に「百花列車」と題した京都応援列車を運行する。

この列車は「新型コロナ感染症で影響を受けた京都の町を100のメッセージと花で応援する」というコンセプトで運行されるもの。

今年、大学創基100周年を迎えた京都女子大学が展開している、「歴史ある京都の地で多様な個性を育んできた100年を、個性が咲き誇る100人100色の花に例えた」というプロジェクト「京女百花」にちなみ、同じく創立110周年を迎えた京阪と共同で運行することになった。

運行区間は淀屋橋~出町柳間と中之島~天満橋間で、3000系8両編成1本に卒業生や在校生によるヘッドマークを掲出。車内では学内で公募された装飾が中吊りや窓に施されている。

本運行開始に先駆けた12月2日には出発式が開催され、ヘッドマークの贈呈式も行なわれた。式に際して京都女子大学の竹安栄子学長は「これまで御恩を受けてまいりました京都の皆様を励まし元気づけることができればという想いから本日の百花列車の企画に至りました。京阪電鉄様とともに手を携えて次の100年へむけて協力していきたいと思います」と挨拶し、京都を応援する姿勢を示した。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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