レクサスの新型EVコンセプトカー、新技術「DIRECT4」搭載…2021年発表へ[動画]

電動化ビジョン「Lexus Electrified」の一環

4輪すべてに瞬時にモーターのパワーを伝達する「DIRECT4」

次世代の「レクサスドライビングシグネチャー」

レクサスの新型EVコンセプトカーのティザーイメージ
レクサスの新型EVコンセプトカーのティザーイメージ全 8 枚

レクサスの欧州部門は12月7日、新型EVコンセプトカーを2021年第1四半期(1~3月)、初公開すると発表した。

【画像全8枚】

電動化ビジョン「Lexus Electrified」の一環

レクサスは2019年10月、東京モーターショー2019において、将来の電動化ビジョン「Lexus Electrified」を発表した。コンセプトカーの『LF30 Electrified』とともに、電動化技術を用いて車両の基本性能を進化させ、自動運転や電動化などモビリティ社会が変化し続ける時代においても、自動車がもたらす楽しさや喜びを提供し続けることや、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車(PHV)、フルEV、燃料電池車など、世界各地のニーズやインフラ環境に応じて、電動車のラインナップ拡大を目指している。

2019年11月には、レクサス初の市販EVの『UX300e』を発表し、欧州、中国、日本などで販売を開始した。さらに2025年には、全車種に電動車を設定し、電動車の販売比率がガソリンエンジン車の比率を上回ることを目標に掲げている。

4輪すべてに瞬時にモーターのパワーを伝達する「DIRECT4」

この電動化ビジョン「Lexus Electrified」の一環として、2021年に発表予定の新型EVコンセプトカーには、レクサスの次世代のEVやハイブリッド車向けテクノロジー、「DIRECT4」を搭載する。DIRECT4は、レクサスのドライビングシグネチャーを実現するための中核となる電動テクノロジーになるという。

DIRECT4は、ハイブリッドで培ったモーター制御技術を軸として、パワートレイン、ステアリング、サスペンション、ブレーキなどを統合的に制御する。これにより、走行シーンに応じた駆動力コントロールを行う新技術となる。4輪すべてに瞬時にモーターのパワーを伝達し、このパワーを駆動力に変えて、走行条件とドライバーの意図に応じて瞬時の動作を可能にしている。

DIRECT4は、前後の電気モーターからの駆動トルクと4輪すべてへのブレーキ力の伝達を正確にコントロールする。前輪駆動と後輪駆動のバランスを自動的に調整することで、ドライバーの意図に合わせた運転感覚を実現するシステムだ。このシステムは、最適な駆動力配分に重点を置いており、高トルクの電気モーターとトランスアクスルを備えた「eアクスル」をフロントとリアにレイアウトする。モーターは1本のドライブシャフトで直接車輪に接続されているため、タイムラグなしに作動する。

レクサスによると、DIRECT4は直感的でレスポンスが高く、ドライバーに車両と完全に接続されているというリアルな感覚を伝える。さらに、パワフルかつ直線的な加速と爽快なコーナリングを可能にしているという。同時に、DIRECT4は、レクサスのDNAに忠実な静粛性と快適性を重視して、設計されている。

次世代の「レクサスドライビングシグネチャー」

DIRECT4の開発において、レクサスは電動車両技術における経験やノウハウを活用した。この専門知識が、次世代の「レクサスドライビングシグネチャー」の開発をサポートする。レクサスドライビングシグネチャーは、レクサス独自の乗り味を指し、ドライバーに自然なドライビングフィール、車両との一体感、自信から生まれる真の快適さなどを提供することを目的としている。レクサスは、次世代のレクサスドライビングシグネチャーによって、次世代車両のダイナミックなパフォーマンスを定義するという。

レクサスは、このDIRECT4を搭載する新型EVコンセプトカーを2021年第1四半期(1~3月)、初公開する予定だ。このEVコンセプトカーのティザーイメージを配信している。

また、同時に公開された映像には、DIRECT4を搭載したプロトタイプ車両によるデモンストレーションが含まれている。

《森脇稔》

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