FCA、電動車に特化したブランド体験施設をイタリアに開業…主役はEVのフィアット 500 新型

FCAの電動車に特化したブランド体験施設「e-Village」
FCAの電動車に特化したブランド体験施設「e-Village」全 6 枚

FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルス)は12月4日、電動車に特化したブランド体験施設、「e-Village」をイタリア・トリノに開業した。

e-Villageには、フィアット、ジープ、アルファロメオ、ランチアなど、FCAの各ブランドが、最新の電動モデルを1300平方mのスペースに展示している。e-Village は、FCAの電動化への取り組みをアピールする施設となる。また、内装の素材はエコにこだわるなど、持続可能なモビリティというグループのビジョンを表現する。

e-Villageの主役に位置付けられているのが、EVとなった新型フィアット『500』だ。新型500の上位グレードには、最大出力118hpを発生するモーターを搭載する。動力性能は、0~100km/h加速が9秒で、最高速は150km/h(リミッター作動)。

リチウムイオンバッテリーは、蓄電容量が42kWhに大容量化された。これにより、1回の充電での航続は、WLTPサイクルで320km。市街地のみを走行した場合の航続は、最大で460kmに到達する。

新型500には、充電を最適化するために85kWの急速充電システムが搭載されており、短時間で充電できる。例えば、日常の足としては充分な50kmを走行するために必要な電力は、わずか5分間で充電することが可能だ。急速充電器を使えば、35分でバッテリー容量の80%まで充電できる。

《森脇稔》

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