ウーバー、自動運転部門を競合他社に売却へ…トヨタとの提携はどうなる?

ウーバーの自動運転開発車両
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米国の自動運転技術企業のオーロラは12月7日、ライドシェアサービス最大手のウーバー(Uber)の自動運転開発部門、「ウーバー・アドバンスド・テクノロジー・グループ(ウーバーATG)」を買収すると発表した。

オーロラは2017年に設立された。ウーバーATGと競合する自動運転技術の開発を手がけており、ソフトウェア、ハードウェア、データサービスを統合して、乗用車、小型商用車、大型トラックの自動運転を可能にするプラットフォーム、「AurorDriver」を開発している。

ウーバーの自動運転開発部門のウーバーATGに関しては、トヨタがデンソー、ソフトバンク・ビジョン・ファンドと共同で2019年4月、総額10億ドルを出資すると発表していた。

この出資は、自動運転ライドシェア車両の開発と実用化を加速するのが目的だ。トヨタは2018年8月、ウーバーに5億ドルを出資して提携を結んだ。「トヨタ・ガーディアン」と呼ばれる高度安全運転支援システムとウーバーの自動運転システムを連携させた自動運転ライドシェア車両を、2021年にウーバーのライドシェアネットワークに導入することに合意し、共同開発を進めてきた。

ウーバーのライドシェアサービスウーバーのライドシェアサービス

このウーバーATGが、オーロラに買収される。オーロラは、ウーバーATGの人材とテクノロジーを自社に加えることにより、自動運転車の開発のペースを速めていく。

なおオーロラは、ウーバーATGの買収に加えて、ウーバーと戦略的提携を結ぶと発表した。ウーバーはオーロラに4億ドルを出資し、ウーバーのダラ・コスロシャヒCEOがオーロラの取締役に加わる、としている。

《森脇稔》

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