トヨタ、車のサブスク「KINTO」を欧州導入 2021年4月

トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」のイメージ
トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」のイメージ全 3 枚

トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門のトヨタモーターヨーロッパは12月7日、新会社の「KINTOヨーロッパ」を設立し、2021年4月に営業を開始すると発表した。

写真:トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」のイメージ

KINTOは、顧客と車との新しい関係を提案するサブスクリプションサービスだ。税金や保険の支払い、車両のメンテナンス等の手続きをパッケージ化した月額定額サービスを用意。好きな車や乗りたい車を自由に選べる。すでに、日本市場で開始されている。

トヨタモーターヨーロッパは、このKINTOを欧州市場に導入する。欧州向けのKINTOは、欧州のユーザーの嗜好に合わせて、4種類のサービスを設定しているのが特徴だ。

「KINTO One」は、車両とメンテナンスサービス、自動車保険を組み合わせて、1か月ごとに支払う。車を簡単に所有できるフルサービスリースになる。「KINTO Share」は、ハイブリッド車を使ったカーシェアリングサービスだ。欧州のいくつかの都市ですでに実施しているトヨタの既存のカーシェアリングサービス「Yuko」は、KINTOブランドに変更される。

「KINTO Flex」は、サブスクリプションサービスになる。トヨタとレクサスのすべての車両が利用でき、年間を通じてさまざまな車種へのアクセスを提供することにより、車の所有の自由度を高め、ユーザーの好みとニーズに応える。「KINTO Join」は、ライドシェアサービス。毎日の通勤で相乗りを行うことにより、CO2排出量を削減し、従業員と企業の両方に利益をもたらすことを目指す。

トヨタモーターヨーロッパは、KINTOヨーロッパの設立により、モビリティサービスブランドをプロジェクトからビジネスへと進化させていく、としている。

《森脇稔》

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