北米トヨタ、新型FC大型商用トラックを公開…新型MIRAIの第2世代FCシステム搭載

新型燃料電池大型商用トラック
新型燃料電池大型商用トラック全 8 枚

北米トヨタ自動車(TMNA)は12月10日(米国時間)、燃料電池(FC)大型商用トラックの新型プロトタイプを初公開した。

【画像全8枚】

FC大型商用トラックの新型プロトタイプは、新型『MIRAI』に搭載している第2世代FCシステムを採用。将来の量産化を見据え、より力強い加速性能を実現する等、パフォーマンスと柔軟性を大幅に向上させた。荷重量は8万ポンド(約36トン)、航続距離は300マイル(約480km)以上と、幅広い商用トラックニーズに適応できる設計となっている。

トヨタは2017年から、ロサンゼルス港湾地域にて、商用トラックへのFC技術展開の可能性を検証するため、様々な改良を重ねて実証に取り組んできた。ロサンゼルス市港湾局が中心となって進める貨物輸送の「ゼロ・エミッション化」プロジェクトでは、今月より、2019年に公表したケンワースのトラック『T680』をベースにしたFC大型商用トラック(第1世代FCシステム搭載)の貨物運送会社への納入を開始した。今回初公開した新型FC大型商用トラック(T680ベース、第2世代FCシステム搭載)についても、貨物輸送オペレーションでの実証を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  2. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  3. 日産、新型コンパクトSUV『カイト』発表…新デザイン言語を反映
  4. 「今年一番ハイになった」「進化が凄すぎ」超高級クーペになる新型『センチュリー』に期待の声集まる
  5. 『エルグランド』新型に搭載、日産の次世代e-POWER用エンジン…STARC燃焼技術が日本燃焼学会「技術賞」に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る