京王電鉄バス、高速バス座席予約システムに価格変動制を導入 12月17日より

京王電鉄バスの高速バス座席予約システム「SRS」に空のダイナミックプライシングシステム「マジックプライス」を導入
京王電鉄バスの高速バス座席予約システム「SRS」に空のダイナミックプライシングシステム「マジックプライス」を導入全 3 枚

京王電鉄バスは、高速バス座席予約システム「SRS」に、プライステック企業・空のダイナミックプライシング(価格変動制)システム「マジックプライス」を導入。12月17日より一部路線でダイナミックプライシングシステムを活用した運賃で乗車券を販売する。

SRSは京王電鉄バスが運営する、予約・発券に加え、精算、利用分析機能も持つ高速バス基幹システム。バス利用客向けには「ハイウェイバスドットコム」というサイト名で高速バスの予約・決済サービスを提供しており、全国45社のバス事業者、140を超える高速バス路線の座席販売を取り扱っている。

高速バスは時期によって需要が大きく異なり、繁忙期への需要集中による「満席でのお断り」が問題となっている。一部路線では、閑散期の運賃変動性を人力で行ってきたが、運賃設定担当者の負担増加や業務の属人性が課題となっていた。

空が提供するマジックプライスは、データの取り込み・分析・価格決定を高速化するダイナミックプライシングシステム。今回、SRSとマジックプライスが連携することにより、SRSを利用するバス事業者はダイナミックプライシングを活用した座席販売が可能になる。また高速バス利用客は、ダイナミックプライシングの需要と供給に応じて価格が変動する仕組みによって、それぞれのニーズに応じた運賃で乗車券を購入できるようになる。

《纐纈敏也@DAYS》

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