メルセデスベンツ Cクラスワゴン、次期型プロトを確認!Sクラスゆずりのハイテク進化

メルセデスベンツ Cクラス ステーショワゴン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ Cクラス ステーショワゴン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 23 枚

メルセデスベンツは現在、主力モデル『Cクラスセダン』次期型の開発を進めているが、その派生モデル『Cクラス ステーションワゴン』プロトタイプの姿をスクープすることに成功。次期型でも登場が確定した。

スウェーデン北部の山中で捉えたロングルーフのプロトタイプは、先日捉えたCクラスセダンに比べカモフラージュが厳重で、ヘッドライトにはダミーコンポーネントが組み込まれている。またフロントバンパー、Dピラーなども完全に隠されており、ディテールは不明だ。

しかし、LEDテールライトは市販型と思われ、『Eクラス』を彷彿させる、内側に絞られたデザインの一部が初めて露出している。

キャビン内では、『Sクラス』新型で導入されたレイアウトの採用が予想されている。大型のインフォテイメントディスプレイがセンターコンソールに統合、タッチセンサー式コントロールとペアになる。またセダン同様に、アウディのフラッグシップセダン『A8』新型のバーチャルコックピットに非常に似たシステムが搭載されると予想される。

メルセデスベンツ Cクラス ステーショワゴン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ Cクラス ステーショワゴン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

ドライバーが手で仮想ボタンの一つにタッチすると、拡大して表示、情報は30cm幅のフラットディスプレイに映し出され、3Dマップ表示が可能となる。しかし、操作オプションが多すぎると顧客が混乱するため、ジェスチャーコントロールは採用されないという。

次期型には「MRA」プラットフォームのアップデート版を採用し、ガソリン、ディーゼル、電動パワートレインに対応することになる。

メルセデスベンツ Cクラス ステーショワゴン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ Cクラス ステーショワゴン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

パワートレインはCクラスセダンと共有するとみられ、48Vマイルドハイブリッドの「EQブースト」をメインとし、エントリーモデルには、最高出力185psを発揮する1.5リットル直列4気筒ガソリンターボ+マイルドハイブリッド、最高出力192psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボ+マイルドハイブリッド、さらに100kmのEV走行を実現すると噂される直列4気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドも有力だ。

Cクラスファミリーは、まずセダンが2021年初頭にワールドプレミアを果たし、その後はステーションワゴン、オールテレーン、クーペ、カブリオレなどが順次登場すると予想される。

メルセデスベンツ Cクラス ステーショワゴン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ Cクラス ステーショワゴン 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  5. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  6. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  7. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  8. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る