メルセデスベンツ専用モデル高級スピーカー「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」

メルセデス・ベンツ専用モデル高級スピーカー「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」
メルセデス・ベンツ専用モデル高級スピーカー「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」全 7 枚

トレードインのハイエンドを標榜するBEWITH(ビーウィズ)の車種別スピーカーキットである「BE-FIT AM」。今回はニーズも多いメルセデスベンツ専用モデルである「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」に注目。後期型Cクラスへの取り付け実例を見てその魅力に迫ってみた。

メルセデスベンツ Cクラスに
専用スピーカーキットを取り付ける

車種別キットをラインアップするBEWITH(ビーウィズ)の「BE-FIT AM」(ビーフィットエーエム)。高音質スピーカーを車種に合わせて設定し、内装へ加工を施すこと無くスマートな取り付けで高音質化が可能なスピーカーキットだ。キットにはスピーカーに加えて専用アルミダイキャストバッフル、専用フィルター、防振材などがセットされている。今回はメルセデスベンツ『Cクラス』後期型への「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」の施工に注目。

トゥイーターが標準装備になったり、足元のウーファーが2個に増えたりと、前期型よりもオーディオ環境が改善された後期型。それでも物足りなさを覚え、スピーカーを交換したいと考えるユーザーは多い。そんなCクラス後期型で、専用モデルならではのスマートな取り付けで高音質化が期待できる同モデルをチェックしてみた。

デモカーへの取り付けを順に見ていくこととしよう。メルセデス・ベンツ専用キットである「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」に含まれる8.8cmのミッドレンジはドアの純正位置に専用のアルミダイキャストバッフルを使って取り付けられている。今回取材したデモカーにはリアスピーカーも取り付けられ、前後すべての座席で最上級のサウンドを楽しめる仕様になっている。純正装着されるウーファーはそのまま利用するが、専用のローパスフィルターを使って「BE-FIT AM」のミッドバスとのつながりを最適化。中低域のつながりの良さ、豊かな低域を同時に実現したシステムとなっているのも特徴だ。

実際に「BE-FIT AM」を取り付けた後期型Cクラスを試聴すると高域の抜けの良さは印象的。前期型より増していると思われた情報量も、「BE-FIT AM」の導入でグッとアップして曲のみずみずしさが大幅に高まっているのが感じられる。低域から高域までの全帯域で音のクオリティアップは著しい。心地良いサウインドが楽しめる仕様となった。

車種専用キットに用いられるのは
AM振動板を使った高品質スピーカー

「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」に用いられているスピーカーはビーウィズが誇る高音質ユニットである「Reference AM」だ。このスピーカーは振動板にAM(アルミ-マグネシウム)を用いるのが特徴のひとつだ。このAM(アルミ-マグネシウム)は軽量で高剛性、加えて適度な内部損失を持つスピーカーの振動板として理想的なスペックを持つ素材だ。

そんなAM振動板を16.5cmミッドバス、8.8cmミッドレンジ、2.5cmツイーターのすべてに共通して用いるのも「Reference AM」の根幹となるコンセプト。各スピーカーユニットの振動板を統一することで音色を統一。低域から高域までのサウンドをひとつの色に染め上げているのも同モデルならではの魅力なのだ。

また取り付け性の高さも「Reference AM」の特徴。強力なネオジウムの磁気回路を採用することでユニットを小型化。トレードイン取り付けの自由度を広げることにも成功した。車種専用モデルが生まれた経緯にはこの設計思想が影響していると言えるだろう。さらに内蔵アンプでも十分にドライブできる高能率設計も「Reference AM」の狙い。純正システムとの親和性の高さはこんな面にも及んでいる。

専用のアルミバッフルの開発を通じて
取り付け精度の高さとスピード感をアップ

車種専用モデルである「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」。先にも紹介した通りクルマの加工を必要としないトレードイン取り付けでありながら高音質なのが魅力のキットだ。車種専用なので取り付けに必要な各パーツ類もキットに同梱されているのも同モデルの特徴。

スピーカーの取り付けには専用のアルミダイキャストバッフルが用いられている。スピーカーは確実に固定してはじめて本来の性能を発揮する。その点、精度の高いアルミダイキャストバッフルは有利に働くのだ。スマートな取り付けでありなら高音質を実現しているひとつの要因として高精度な専用バッフルの開発があったことは確かだ。また精度の高いバッフルによって取り付けのスピード&確実性もアップ。取り付け時間をさらに短縮するメリットもある。また、いったん取り付けてしまうとバッフルを見ることはほとんど無いのだが、セットされている専用バッフルは表面処理の完成度も高い。錆利休(さびりきゅう)と呼ばれるカラーで仕上げられ品質の高さを感じさせる仕上がりとなっている。

「Reference AM」の高音質ユニットの採用に加えてアルミバッフルやフィルターなどに高音質パーツを投入した「BE-FIT AM for Mercedes-Benz」。トレードインのハイエンドを標榜する「BE-FIT AM」ならではのスマートな取り付け性と高音質を高い次元で両立させたスピーカーキットとなった。メルセデス・ベンツ Cクラス後期型を加工無しに高音質化するこのキット、オーディオの音は良くしたいがクルマは加工したくないと思っていたユーザーも、この機会にオーディオシステムアップの検討してみると良いだろう。

《土田康弘》

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