ダイムラー、マルチクラウドの開発を加速…インフォシスと戦略的提携

ダイムラーのドイツ本社
ダイムラーのドイツ本社全 1 枚

ダイムラー(Daimler)は12月22日、インフォシス(Infosys)との間で、テクノロジー主導のITインフラストラクチャ変革に向けた長期的戦略的提携を締結した、と発表した。

インフォシスは、インド・バンガロールに本社を置く世界有数のIT企業だ。その業務内容は、ソフトウェア開発、コンサルティング、テクノロジーエンジニアリング、アウトソーシングなど幅広い。

ダイムラーは、この戦略的提携を通じて、IT機能を強化する。一方、インフォシスは自動車に関する専門知識を強化することができるという。

ソフトウェアがモジュール化されるにつれて、デジタルインフラストラクチャが重要な役割を果たす。ダイムラーは、工場や地域全体で強固なITインフラストラクチャを構築し、データセンターの統合をサポートし、IT運用を拡大し、イノベーションを前面に押し出す取り組みを進めていく。

両社の戦略的パートナーシップでは、「Infosys Cobalt」と主要なクラウドプロバイダーを活用し、オープンソースの採用に焦点を当てたマルチクラウドの開発を加速する。この戦略的パートナーシップの一環として、ドイツなどのヨーロッパ、米国、アジア太平洋地域に拠点を置く自動車ITインフラストラクチャのエンジニアが、ダイムラーからインフォシスに出向する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る