京急「干支」ヘッドマークデザイン、優秀作が決定…ミュージアムで取り付け式

京急大師線ヘッドマークデザイン公募
京急大師線ヘッドマークデザイン公募全 15 枚

京浜急行では毎年、干支をテーマにした車両ヘッドマークのデザインを一般から募集している。29日にその優秀作が発表され、横浜市の京急ミュージアムでヘッドマーク取り付け式が開催された。ヘッドマークは2021年元日から京急大師線の車両に掲出される。

優秀作は田家一芭(たや・かずは)さんと三冨麻紀子(みとみ・まきこ)さんの作品。作品の募集期間は2020年11月9日から23日まで、416作品の応募の中から、京急大師線ヘッドマークデザイン選考委員会が優秀賞2作品を決定した。

田家さんはデザインにあたって「配置」に苦心したという。自分の作品が実際の電車に掲出されることには「実感ない」そうだ。三冨さんは「車体の赤に映える色(青)」を基調に使って「(牛が)元気よく、丸から飛び出す」図案にしたという。採用デザインのヘッドマークは、2021年元日から2月3日まで、京急大師線を運行する1500形車両に掲出される。車両の前後にひとつずつ,入選作品2点のヘッドマークが掲出される予定だ。

この「ヘッドマークデザイン募集」は2021年で、干支が一周する12年目になる。これを記念し、京急大師線でのヘッドマーク掲出に加えて、京急ミュージアムでも同じ期間中、今回の入選作品と過去の入選作品(11回分)のパネルを展示する。

ヘッドマーク取り付け式も入選者への賞品だ。京急ミュージアムに展示されている、京急大師線において1978年に現役を引退したデハ230形に、レプリカが取り付られた。入選者へは他にも京急グッズ詰め合わせなどの賞品が用意された。また、すべての応募作品について、川崎大師駅下りホーム壁面に掲示される予定だ。三冨麻紀子さんの作品の取り付け三冨麻紀子さんの作品の取り付け

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  4. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  5. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る