【F1】マクラーレンのドライバー、ランド・ノリスがコロナ陽性に

ランド・ノリス(2020年F1オーストリアGP)
ランド・ノリス(2020年F1オーストリアGP)全 3 枚

世界的に収束の気配が見えないコロナ禍だが、年明け早々、F1ドライバーにも新規陽性者が出た。マクラーレンのランド・ノリスがドバイにてCOVID-19のテスト結果“陽性”となり、2週間の隔離に入っている。

英国出身、現在21歳のランド・ノリスは2019年からマクラーレンでレースドライバーを務めている若手有望株だ。昨季(2020年)F1開幕戦、7月のオーストリアGP(シュピールベルク/レッドブルリンク)では自身初の3位表彰台をゲットするなど、高い評価を得るに相応しい活躍を見せ続けている。今季(2021年)もマクラーレンで自身3年目のF1を戦うことが決定済み。

マクラーレンが5日付けで発表したステートメントによると、ノリスはトレーニングキャンプを前にした休暇をドバイで過ごしており、そこで味覚と嗅覚の変調を感じたため、前日(4日)にCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)のテストを受け、チームにも自身の状況を報告した。テストの結果は陽性、ノリスは現地ルールに従いホテルで2週間の隔離に入っている。体調は良く、味覚と嗅覚以外の症状はないという。

コロナ禍は昨季のF1に大きな影響を及ぼした。シーズン日程やレース開催地は大幅変更となり、7月という遅い開幕から12月中旬までの超々過密日程を強いられることに。そして多くのレースが無観客での実施になった。終盤には王者ルイス・ハミルトン(メルセデス)が陽性判定により1戦欠場するという状況も発生している(他にもレースドライバーやチームスタッフらの陽性事例が見られた)。

今季2021年のF1は3月21日決勝のオーストラリアGP(メルボルン/アルバートパーク)にて開幕予定となっているが、このところの報道では同GPが延期濃厚とされており、コロナ禍の影響は続くこととなりそうだ。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 人気のゴミ収集車モチーフも、車好きキッズ向けスニーカー「IFME のりものシリーズ」新登場
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る