ドアが50cm開いたまま走行?…山口線の普通列車で重大インシデント 2020年12月30日発生

山口線で運用されているキハ40系。写真は片運転台式のキハ47形だが、当該列車は1両編成とされており、両運転台車のキハ40形であった模様。2017年6月4日。
山口線で運用されているキハ40系。写真は片運転台式のキハ47形だが、当該列車は1両編成とされており、両運転台車のキハ40形であった模様。2017年6月4日。全 1 枚

国土交通省の運輸安全委員会は1月6日、重大インシデントに認定したJR山口線本俣賀(ほんまたが)駅(島根県益田市)構内で発生した車両障害の概要を明らかにした。

これは2020年12月30日7時頃、益田6時55分発山口行き上り普通列車(キハ40系1両編成)で発生したトラブルで、運転士がブレーキ操作中に、ドアが開くと消灯する仕組みになっている「戸閉表示灯」の消灯を確認。車内を点検したところ、ホームとは反対側になる、進行方向右側の後部ドアが50cmほど開いた状態になっていたという。

JR西日本が1月5日に行なった発表では、圧縮空気を使用してドアの開閉を行なう戸閉装置から空気漏れが発生していたことを明らかにしており、2020年12月31日以降、他のキハ40系(キハ40・47形)への緊急点検を実施した結果、異常がないことを確認したという。

原因は調査中だが、JR西日本では「車両関係区所で検修社員が定期的に行う車両検査や、乗務員が日々行う点検をより入念に行います」としている。

このトラブルでは本俣賀駅での乗降はなく、乗客の無事が確認されている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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