メルセデスベンツ EQS、市販型デザイン見えた…着座位置はけっこう高い?

メルセデスベンツ EQS プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ EQS プロトタイプ(スクープ写真)全 20 枚
メルセデスベンツの新型フラッグシップ電動サルーン、『EQS』市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

キャッチした車両は、これまでで最もカモフラージュが軽く、デュアルトーンの「インナースポーク」デザインを特徴とする、エアロダイナミックホイールを装着していることが確認できる。

またルーフライン、ピラー、ウィンドウラインが完全に露出。『Sクラス』をはじめとするセダンはもちろん、『CLS』『AMG GT 4ドアクーペ』などの4ドアクーペとも全く異なる低くて滑らかなシルエットだ。

サイドミラーハウジングは『EQC』のデザインと一致。リアエンドではテールゲートの全体的な形状が第1世代の『GLEクーペ』を彷彿させるものとなっている。


さらに室内の様子にも注目だ。ドライバーの座席位置が通常のメルセデスサルーンと比較して明らかに高くなっていることがわかる。コックピットには、ポートレートスタイルのタッチスクリーンインフォテイメントシステム、デジタルゲージクラスタなどSクラス新型と同様のレイアウトが濃厚だ。

EQS市販型では、Sクラスの「MRA」と異なる「MEA」アーキテクチャを採用。EVユニットは、各車軸に1基ずつ、2つのモーターを装備し、最高出力は450ps以上を発揮。0-100km/h加速4.5秒、最高速200km/hのパフォーマンスを実現する。駆動方式は、電気式全輪駆動が標準となるだろう。

またAMGバージョンでは600psに近いパワーが予想され、航続距離はWLTPテストで435マイル(700km)を超えると噂されている。

CES2021ではハイパースクリーンを初め最新技術の一部の公開が予定されており、実車デビューは2021年内と予想される。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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